早慶に絶対入りたい方、子どもを早慶に入れたいと思っている方は必見です。
私は慶應高校出身・慶應経済学部卒の父親です。中学受験に失敗、公立中学校からリベンジを果たし早慶付属高校に全勝しました。弟も慶應高校出身・慶應大学卒、息子と家庭教師の教え子は早稲田大学に入学しました。
私の経験から、どうしたら早慶高校へ入れるのか合格必勝法をお教えします。
早慶高校全勝 合格体験ブログ
「早慶合格必勝法」の前に、私の早慶合格体験についてお話します。早慶高校合格のヒントがあります。
[小学生時代]中学受験に全落ちして大泣き
私は自営業の普通の家庭に生まれました。小学生の頃は野球が好きで少年野球チームに入っていました。土曜日は野球の練習、平日は小学校の陸上をやっていていました。
練習のない日は毎日のように友達と公園で野球をしたりして友達と遊んでいました。母親のすすめで週2回お習字に通っていました。
小学校5年生になって、母親のすすめで、お習字をやめて近所の小さな塾に通いました。親からは「勉強しなさい」「中学受験しなさい」とかは言われたことはありませんでした。普通に勉強していまし た。
将来はプロ野球選手になりたかったので、野球の強い学校に入りたいと思うようになりました。当時は憧れの巨人軍の王選手が早稲田実業出身ということで早稲田を目指すこととしました。自らの考えで中学受験を決意しました。
学校の成績は普通だったのですが、軽い気持ちで早稲田実業中学を第一志望として勉強し始めました。他に野球の強い学校を選んで受験しました。
通っていたのは地元の塾だけで、特別な受験勉強をせずに中学受験をしました。当然ですが受験した私立中学校は全落ちしてしまいました。同じ小学校の同級生には中学受験する人も多くいたのですが、全落ちしたのは自分だけでした。その事実を知って、大泣きしたのを覚えています。
「公立中学校なんていきたくない」と当時は相当落ち込みました。
[中学時代]リベンジに燃えて猛勉強
気持ちを切り替えて、必ずリベンジするぞ!という決意で公立中学校に進学しました。公立中学校に進学してから中規模の塾に通いながら、野球部を頑張りました。野球部の友達から勧められて、難関校への合格実績のある進学塾(TAP進学教室 ※今はなくなっている)に通塾することになりました。
週2回、野球部の練習が終わると自転車で通いました。その進学塾で出会った数学の先生の授業が、とてもわかりやすく数学の勉強が楽しくなっていきました。そして小学校時代は大の苦手科目だった算数が、数学になって得意科目になっていました。
[高校受験]早慶高校に全勝・リベンジ
早慶高校の入試科目は数学・英語・国語の3科目です。3科目の勉強の比重は数学6・英語4・国語1の割合で、数学に重点を置いて勉強しました。夏休み前には中学生の全単元を終えて、過去問題に取り組みました。夏休みはクラブ活動のない日は朝から晩まで勉強しました。
そして、中3の夏休み明けには早慶高校を全て志望できるレベルまで到達していました。中3の秋から受験直前まで早慶高校以上の難関校の過去問に取り組みました。数学が得意科目になり、どんな問題が出ても解答できるレベルになっていました。結果、慶應高校・早大学院・慶應志木で数学が得点源となって全勝合格することが出来ました。
数学は得意不得意の差が大きい科目で、大問1つで順位が何十番も変わります。数学を得意科目にして得点源にしたことで早慶高校受験ではとても有利でした。こうして、中学受験全落ちした私は高校受験でリベンジを果たすことができたのです。
[必見]
早慶高校合格を目指すなら「中学生新聞」を購読しよう!
早慶合格必勝法
ここからは、私の体験をもとに「どうしたら早慶高校に合格できるかの合格必勝法」についてお話します。慶應義塾大学も早稲田大学も小学校から高校まで付属校があります。私も私の弟、息子が高校から早慶に入ったということもありますが「早慶は高校からが入りやすい」と思います。
入りやすいだけでなく、早慶は高校から入ることをおすすめします。
詳しくは👇
【早慶に入るなら】高校からが受かりやすい理由を慶應卒の父親が解説します
早慶高校に合格するためには、計画的に準備して正しい勉強法の訓練が必要です。これが出来れば、普通の家庭の普通の子でも早慶高校の合格は十分可能です。早慶高校の受験対策は中学校からスタートしますが、幼少期・小学生時代の教育・学習にもポイントがあります。お子さまが幼少期・小学生の方はまず、こちらからお読みください。
<早慶合格必勝法>
●幼少期から小学生まで
- 親子で思考力をつける遊びをする
- 勉強の習慣をつける
- 本をたくさん読んで国語力をつける(子供新聞にも挑戦)
- 英語を楽しめるもので学ぶ
●中学生になったら
- 早慶高校の合格実績のある塾に通う
- 数学と英語に重点を置いて勉強
- 中3に入るまでに苦手を克服する
- 中3の夏休み前までに中学校の全単元を終わらせる
- 中3の夏休みに公立高校の過去問に取りかかる
- 中3の夏休み明けから早慶高校以上の難関校の過去問にとりかかる
子どもの年齢・学年毎に何を教育・学習したらいいのかのポイントを幼少期からお話します。
幼少期の教育・学習のポイント
◆いろいろなことに興味を持って遊ぶ
子どもは生まれてから5歳までの間に85%の脳が出来上がると言われているそうです。この間に「いかに思考力をつけるか」が重要です。
幼児なので机に向かってというより「遊びながら学ぶ」という考えがおすすめです。いろいろな知育玩具がありますので、思考力がつくものを与えてあげましょう。
◆国語力と英語力の基礎をつくる
50音をわかりやすく学べる教材を探して早く教えてあげましょう。英語を耳に触れることも大切です。幼児向けの英語教材を探しましょう。
幼児期に身につけたいのは
「思考力」「国語・英語の語学力の基礎」
勉強できる子になる土台を築く時期です。この時期は、親がしっかり考えて、子どもに合った教育材料を探すことが大切になります。
小学生(低学年)の教育・学習のポイント
子どもが小学生になったら、とにかく「好きなことを思いっきりやること」が大切です。子どもが遊びたいなら遊ばせる。好きなスポーツがあればやらせる。そして勉強できる子にするための教育・学習のポイントは次の通りです。
◆親子で思考力をつける遊びをする
知育玩具や将棋・トランプ・オセロ等の頭を使ってする遊びを与えてあげましょう。最近はプログラミング教室でゲームやロボット制作の教室・通信教材もありますので検討してみましょう。親子で子供が関心を持って遊びながら学べるものに取り組むことがいいと思います。
◆本をたくさん読んで国語力をつける
国語力を身につけるために本をたくさん読むことです。たくさんの本を買って読んであげましょう。本が好きな子になると語学力が自然とついていきます。漢字も覚えるでしょう。
◆英語は楽しめるもので学ぶ
英語も語学ですので、出来る限り早い段階で学びましょう。オンラインの英会話やYou Tube等、楽しみながら耳から学べるものを選びましょう。
小学校低学年から語学力をつければ、将来の高校受験にもつながります。英語が得意になれば中学校でも相当有利です。語学力というのは短期間では上達しません。幼児や小学生の頃からの積み重ねが大切です。
小学生(中・高学年)の教育・学習
小学生の間に身につけておきたいのは「勉強の習慣をつける」ことです。勉強の習慣をつけるためには、親のサポートが重要です。勉強がおもしろくないと感じる小学生も少なくはないと思いますので、親が子どもの関心を持つ学習方法を探してあげることがとても重要です。
◆勉強の習慣をつける
勉強の習慣をつけるために塾や通信教育を活用しましょう。決まった曜日と時間に勉強をするという習慣がつくと思います。
勉強を好きになれない子には、タブレット学習を取り入れている通信教育も検討してみましょう。タブレットで音や動きでお子さまが楽しく興味を持って勉強できるものがあるかもしれません。
詳しくは👇
【小学生の通信教育】慶應卒の父が厳選した「おすすめ4選」を教えます
◆国語力をつけるために本をたくさん読む(子供新聞にも挑戦)
国語力をつけるのに一番重要なのは「本を読むこと」です。たくさんの本を与えましょう。また、子供向けの新聞を定期購読するのも一つの方法です。
子供新聞には子どもが読みやすく関心の持てるような記事が掲載されています。本や子供新聞を読むと、読解力や漢字力が身について国語力がアップしますので、ぜひとも取り組みたい学習です。
詳しくは👇
【子供新聞比較】おすすめと上手な活用法を慶應卒の父親が解説します。
◆英語学習を本格スタート
英語は小学校でも必須化されています。学校の授業+αの英語学習をしたいところです。英会話教室もありますが、大半の通信教育で英語学習を取り入れています。通信教育を活用するのはおすすめです。
詳しくは👇
【小学生の通信教育】慶應卒の父が厳選した「おすすめ4選」を教えます
小学校時代の学習・教育のポイント
「勉強の習慣をつける」「国語力をつける」
「英語学習を本格スタート」
小学校時代は子どもの関心のあるものを見つけてしっかり取り組ませるとことこと重要と考えています。その方が将来は延びると思っています。スポーツもするのも重要です。クラブ活動に力を入れていても高校で早慶高校に合格できます。
※小学校時代に親が注意すること
子どもが勉強しない場合でも、親が子供に「勉強しなさい」と言うのはNGです。「子どもが学習できるような環境に上がるように親が誘導すること」が大切です。小学生では、勉強の習慣つけるための学習を親がいろいろ探してあげることが大切なのです。
詳しくは👇
子どもが勉強しない!慶應卒の父親がイライラ解消法を一緒に考えます
※中学受験について
子どもが小学校4年生くらいになると、中学受験の勉強を始める方も多いと思います。東京都文京区の子どもの2人に1人が私立中学を受験するそうです。
公立中学は「不良が多い」「教育が不十分」で子どもに辛い思いをさせたくないから中学受験を選択するという方が多いようです。
子どもが中学受験を希望しなければ、親の意向で中学受験させるのは、私はおすすめできません。私は中学受験を失敗して公立中学校に進学しましたが、公立中学校に入って本当に良かったです。高校受験で中学受験よりランクの高い早慶高校に全勝できたのです。
私の息子にも中学受験させずに高校受験で早慶を受験させました。
詳しくは👇
【中学受験に全落ち】慶應卒の父親が悩む必要がない理由を説明します
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【早慶に入るなら】高校からが受かりやすい理由を慶應卒の父親が解説します
中学生の教育・学習
中学校に入学したらすぐに親子で目標をしっかり立てましょう。普通の成績でも早慶高校以上の偏差値の学校を志望校としましょう。
- 志望校の目標は高く設定(早慶高校以上を志望校に)
- 早慶高校の合格実績のある塾を選ぶ
- 数学と英語に重点を置いて勉強
- 中3になるまでに苦手科目を克服
- 中3の夏休み前までに中学校の全単元を終わらせる
- 中3の夏休みに公立高校の過去問に取りかかる
- 中3の夏休み明けから早慶高校以上の難関校の過去問にとりかかる
◆志望校の目標は高く設定
小学校で普通以上の成績でしたら、早慶高校以上の難関校合格を目標に設定しましょう。中1の段階で偏差値はあまり気にしなくてもいいと思います。目標は高く持ってスタートすることが大切です。
先入観を持ってはいけません。受験対策の仕方で早慶合格水準に到達できます。私も息子も弟も小学校時代は普通の成績でしたが、みんな早慶高校に合格しています。私の家庭教師の教え子も早大学院に合格しています。
「小学校で成績優秀な上位層が中学受験でゴッソリ抜ける」から多くの中学生に早慶高校以上の合格のチャンスがあります。中学受験が終わった直後は、競争相手が大きく減っているということです。
中学進学と同時に早く受験対策をスタートすれば、自分の実力より上の学校にも合格できるチャンスが生まれるのです。
◆早慶高校の合格実績のある塾を選ぶ
早慶高校に入るための「塾選び」です。塾に入って早慶高校の難関校受験の対策なしでは早慶高校には受かりません。
塾は早慶高校の合格実績のある塾を選びましょう。そこには、早慶合格のためのノウハウ、早慶合格に導く先生、そしてライバルが集まっています。ぜひ、私の記事を参考に塾を選んでください。
詳しくは👇
◆数学と英語に重点を置いて勉強
早慶高校の入試問題は学校の勉強だけでは全く太刀打ちできない難問ばかりです。しかし、科目は3科目なので、対策がしやすいです。数学と英語に重点を置いて対策しましょう。早慶高校入試では特に数学の出来が合否に大きく影響します。私の勉強方法を参考に勉強して得意科目にしましょう。
詳しくは👇
【早慶高校合格必勝法】数学と英語の勉強法を慶應卒の父親が伝授します
◆中3になるまでに苦手科目を克服
早慶高校入試は、英語・数学・国語の3科目です。苦手が1科目あると合格は厳しくなります。得意科目を1科目以上つくって、苦手科目をなくすということを中3までに完了しておきたいです。苦手の克服は集団塾では難しいです。「ネット塾」「オンライン家庭教師」「個別指導塾」を活用して個別指導を受けましょう。
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【高校受験・勉強法】ネット塾活用が超おすすめ!慶應卒の父親がその理由を教えます!
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【小学生のオンライン家庭教師】慶應卒の父親が厳選したおすすめ3選を教えます
◆中3の夏休み前までに中学校の全単元を終わらせ、夏休み中に公立高校の過去問に取り組む
中3の夏休みの勉強量で合否が決まると言っても過言ではありません。クラブ活動をしている方も十分に時間はあります。徹底的に勉強しましょう。夏休みは、難しい問題にチャレンジというより、基礎力とスピードをつけることが目的です。公立高校や難易度の比較的低い学校の入試問題に数多く取り組んで、中学校3年間の単元を総復習していきましょう。
◆中3の夏休み明けから早慶高校以上の難関校の過去問にとりかかる
夏休み明けには早慶高校以上の難関校のレベルの問題演習に取りかかりましょう。早慶高校合格のためには入試傾向に合わせた特別な対策が必要になります。受験合格を勝ち得る方は特別な対策をした方です。早慶の過去問に取り組む期間は半年は必要です。
これまでの話は、相当ハードルが高く思えるかもしれませんが、小学校時代に算数が大の苦手だった私が、この計画で数学が得意になりました。
始めから無理と思って対策していない人は合格できません。中学校1年生であれば、訓練次第で多くの人にチャンスがありますので、信じて勉強していきましょう。
早慶高校の入試問題は簡単ではありませんが、同じ中学3年生が受ける試験です。特別な能力のある人が受かるのではなく、特別な訓練を受けて、その訓練に耐えてがんばった人が合格に近づきます。
最後に(まとめ)
早慶高校の合格するために必勝法はいかがでしたでしょうか?
高校受験は一生に1回です。早慶高校は超一流の素晴らしい学校です。最高の教育環境の中で最高の友人に出会い、好きなことに打ち込めます。そこで出会った友人とは一生涯の友となるでしょう。
そして、就職活動にも大変有利です。ぜひ、志望校を早慶高校にして早めに受験対策をしましょう。
そして、一度志望校を決めたら、早慶高校に1校受かればいいという気持ちでなく全勝するつもりで勉強しましょう。中途半端な気持ちで受験勉強すると後悔します。
私は中学受験に全落ちして公立中学校に進学しました。小学校時代に普通の成績でしたが、中学校時代に素晴らしい塾の先生、ライバルに出会って成績が信じられないくらい伸びました。野球部しながらで必死に勉強して、算数が大の苦手だった私が数学を得意科目にすることができ、早慶高校に全勝できました。
高校受験の勉強を頑張ったので慶應高校に進学後も上位の成績で慶應大学に進学できました。普通の家庭の普通の成績の子どもでも、早慶高校に合格できます。私が体験しています。私のやり方を伝授した弟も息子も、家庭教師の教え子も早慶高校に合格しています。
ぜひ、このブログにすべて目を通して、早慶高校全勝されることを祈念しています!