【早慶に入るなら】高校からが受かりやすい理由を慶應卒の父親が解説します

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 早慶に入りたい方、子どもを早慶に入れたいと思っている方は必見です。慶應も早稲田も小・中・高校と付属校がありますが、早慶は高校からが受かりやすいと思います。

  

  

私と弟は慶應高校から慶応義塾大学に進学しました。私の息子は早大学院から早稲田大学へ進学しました。この記事を読めば早慶に入るなら高校からが受かりやすい理由がわかると思います。

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慶應義塾大学の付属校

  

 慶應義塾大学の付属校は高校5校・中学3校・小学2校があります。

 

<特徴>

  

  • 付属高校からほぼ全員が慶應大学へ進学
  • 他大学へ進学の場合は推薦の辞退が必要
  • 学部は高校3年間の成績によって決まる

  

高校

  

     生徒数
(男子)
生徒数
(女子)
募集人数
慶應義塾700370
慶應志木240230
慶應湘南藤沢12012050
慶應女子200100
(2020年5月現在 一学年のおよその生徒数)

【海外】慶應ニューヨーク

   

 

中学校

 

         生徒数
(男子)
生徒数
(女子)
募集人数
慶應普通部230180
慶應中等部150100190
慶應湘南藤沢100100100
(2020年5月現在 一学年のおよその生徒数)

 

小学校

 

     生徒数  
(男子)
生徒数  
(女子)
募集人数
慶應幼稚舎10050150
慶應横浜初等部6040100
(2020年5月現在 一学年のおよその生徒数)

  

        

        

早稲田大学の付属校

  

 早稲田大学には付属校2校と系属校5校があります。

 

<特徴>

 

  • 早大学院・早大本庄は早稲田大学の「附属高校」で早稲田大学直属
  • 早稲田高校・早稲田実業・早稲田佐賀・早稲田摂陵は早稲田出資法人が経営する「系属校」
  • 附属高校の方が早稲田との繋がりが強く推薦枠が広い
  • 付属校の早大学院・早大本庄、系属校の早稲田実業から、ほぼ100%早稲田大学へ進学
  • 系属校の早稲田・早稲田佐賀からの早稲田大学進学率は約50%
  • 系属校の早稲田摂陵からの早稲田大学進学は約10%
  • 早稲田高校は中高一貫校で高校募集なし
  • 早稲田高校が東大合格者約33名(2021年)と高い合格実績
  • 早稲田佐賀には寮あり首都圏出身者在籍
  • 他大学へ進学の場合は推薦の辞退必要
  • 学部は高校3年間の成績によって決定

 

高校

 


         
生徒数
(男子)
生徒数
(女子)
募集人数
早大学院500360
早大本庄170150300
早稲田実業400180
早稲田300
早稲田摂陵210300
早稲田佐賀190120
(2020年5月現在 一学年のおよその生徒数)

【海外】早稲田渋谷シンガポール

  

  

中学校

 

         生徒数
(男子)
生徒数
(女子)
募集人数
早大学院120120
早稲田実業  125
早稲田300300
早稲田摂陵100100
早稲田佐賀120120
(2020年5月現在 一学年のおよその生徒数)

 

小学校

 

        生徒数
(男子)
生徒数
(女子)
募集人数
早稲田実業5050100

  

  

早慶付属中学と高校の受験倍率

 

 2021年の早慶付属校の受験倍率(志願者倍率)を一覧にしました。ご覧のとおり早慶付属小学校が倍率が一番高く、付属高校の倍率が一番低いのがお分かりいただけるかと思います。

 

小学校        志願者合格者数倍率
慶應幼稚舎(男子)1,0299610.7
早稲田実業等部707878.1

 

中学校        志願者合格者数倍率
慶應普通部6031953.0
慶應中等部(男子)9561715.5
早大学院4481343.3
早稲田実業(男子)3611023.5
早稲田2,0765154.0
※早稲田中学は第1回と第2回合計

 

           志願者合格者数倍率
慶應志木1,1063293.3
慶應高校1,0764702.2
早大学院1,5074973.0
早大本庄(男子)1,4285592.5
早稲田実業(男子)5212012.5

  

     

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早慶付属高校の大学への進学率

 慶應の付属高校からはほぼ全員が慶應義塾大学へ進学できます。

 

           内部進学率 
慶應義塾98%
慶應志木99%
慶應湘南藤沢99%
慶應女子99%

 

早稲田の付属高校の早大学院・早大本庄と系属校の早稲田実業からは、ほぼ100%早稲田大学へ進学できます。系属校の早稲田・早稲田佐賀からは約50%、系属校の早稲田摂陵から約10%が早稲田大学へ進学できます。

 

           内部進学率 
早大学院98%
早大本庄98%
早稲田実業96%
早稲田50%
早稲田摂陵9%
早稲田佐賀56%

                

               

早慶に入るなら高校が受かりやすい理由

 

 早稲田・慶應ともに小・中・高校の付属校があります。私と私の息子、私の弟3人とも高校から早慶に入りました。その体験から早慶に入るのに一番入りやすいのは高校からではないかと思っています。その理由は次の通りです。

  

 

<理由>

 

  • 高校入試は募集人員が大幅増
  • 高校入試は受験倍率が一番低い
  • 中学受験した学力レベル上位層が抜ける
  • 大学入試では全国から優秀な生徒が受験するが高校受験では首都圏中心
  • 大学入試では浪人生も受験する
  • 高校入試は英数国3科目で対策しやすい
  • 小・中学校入試は地頭の良さが相当必要

  

高校入試では、中学受験で成績上位層がゴッソリ抜けてライバルが少なくなります。また、募集人数も多く受験者倍率も低いです。

 

早慶付属高校の慶應高校・慶應志木・早大学院・早大本庄・早稲田実業の募集人数の合計は約1,200名です。

  

 

今、首都圏では大学入試改革の影響やコロナで先行の不安があるため、付属高校や中高一貫の私立中学を受験する子どもが増えています。私立中学校の受験者が多くなればなるほど高校受験からの方がますます有利になります。ちなみに慶應幼稚舎の倍率10倍を超える超人気校です。

 

早慶付属高校の入試科目は3科目(早大学院は小論文あり)になります。学校の内申書は重視されません。したがって、わずか3教科に絞って対策をすればいいのです。小学校時代に普通の成績でも訓練と努力次第で合格圏内に入ることができるのです。

 

 

ちなみに私は中学受験で全落ちしましたが、高校受験で早慶全勝、弟は中学受験せずに早慶全勝、息子も中学受験せず早大学院に入学しました。

    

                  

早慶に入るなら高校がおすすめの理由

 

 私は早慶付属高校に入りやすいのは高校からと思っています。入りやすいということだけでなく、早慶に入るなら高校から入ることをおすすめします。

 

<理由>

 

  • 小・中学校からと高校からの入学者では学力差が大きく生じる

 

早慶付属の小・中学校から入ると、高校受験戦争を勝ち抜いて入学してきた外部生と学力の差が開いてしまう。特に数学・英語に関しては埋められない差ほどの差が出る。

 

 

  • 高校での留年生の多くは小・中学校の入学者

 

早慶付属高校は学校の成績が著しく悪いと、留年して進級できなくなります。私が慶應高校の時もクラスに2~3名は留年生がいました。早大学院も同様です。その留年生の多くが小・中学校からの入学者です。

 

小・中学校から入ると受験を考えず好きなことに打ち込めますが、勉強の緩みが出て勉強についていけなくなる子もいます。慶應幼稚舎から入ると大学卒業までに4割近くがどこか留年するという噂も聞いたことがあります。

 

  • 友人の幅が違う

 

小・中学校から入ると、同じ友達ばかりで幅が広がらないという方もいます。中学校くらいまではいろいろなタイプの友人と付き合うことも大切と思います。地元に幼馴染がいないのも寂しいものです。

 

 

      

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早慶に入ると人生変わる

 

 慶應や早稲田の超一流大学を卒業すればある一定程度のステイタスを得られます最高レベルの教育環境で学問を学び、一生涯つきあえる多くの素晴らしい友と出会うことができます。

 

早慶は一流大学なので大企業への就職も大変有利になります。それぞれの企業には学校毎に採用枠があり、多くの企業で早慶の採用枠は大きいです。特に就職に強いのが慶應です。「三田会」という同窓会組織で卒業生の結びつきが強いためです。

 

 

私も慶應大学出身ですが、私が生まれ育ったのは、家族で経営している小さな個人商店でしたが、同窓会組織の恩恵を受けて就職活動も有利になりました。

   

また、難関校の早慶で学んだという誇りに満ちた人生を歩むことができます。東大や京大などの難関国立大学を目指す方以外は、ぜひ私立の最高峰の早慶を目指していただきたいと思います。

   

早慶附属高校の学費

 

 早慶付属高校の年間の学費(2021年度)を調べてみました。最高水準の教育環境で学習できるので、それなりの学費の負担は覚悟したいところです。それでも大学受験がないため塾の費用や受験費用が不要なことも考えると、これぐらいは子どものために支払ってあげたいとところです。

 

  

慶應高校・慶應志木の学費(1年生)

 

          慶應 慶應志木
入学金340,000340,000
授業料740,000740,000
教育充実費200,000200,000
保護者会・PTA13,00012,000
生徒会費8,0005,500
その他 30,000
 1,301,0001,327,500
単位:円

 

 

早大学院・早稲田実業の学費(1年生)

 

  早大学院早稲田実業
入学金260,000300,000
授業料684,000492,000
教育環境整
施設設備資金等
242,000336,000
生徒会費7,0009,600
その他150014,000
 1,194,5001,151,600
単位:円

 

 

私が慶應に入れた理由(体験談)

 

 私は小学校時代、両親からどこの学校に行きなさいとか全く言われたことがありませんでした。小学校時代に少年野球をやっていて、ほとんど勉強していませんでした。

 

野球の強い学校に行きたいと思うようになり、安易な気持ちで私立中学を受験しました。当然ながら、受験対策もろくにしていなかったので、受験した学校に全で落ちしてしましいました。

 

同じ小学校の同級生がみんな合格したのを知って悔しくて大泣きしたのを今でも覚えています。そこから高校受験でリベンジに燃えました。

 

 

公立中学校に進学して、野球部の友達に勧められて進学塾に通いました。その塾で出会った数学の先生の授業が面白くていつの間にか勉強が楽しくなって出来る様になっていました。

 

気が付くと、早慶を受験できる力がついてきていましたので、入試科目3教科のうち数学と英語の2科目に絞って徹底的に勉強しました。そして、高校受験で受験した早慶付属高校に全勝することができたのです。

 

       

        

最後に(まとめ)

    

 この記事では、私の体験から「早慶に入るには高校からが受かりやすい」という話をしました。

  

早慶に入るなら「高校からが受かりやすく」「高校から入るのがおすすめ」

   

  

お子さまが小学生の方はこれを踏まえて、中学校受験をどうするのかを考えていただければと思います。私の考えでは、「東大や京大の難関国立大学を目指す子以外は、中学受験をせず高校受験で早慶付属高校を受験すること」をおすすめしたいです。私の体験から子どもを早慶高校に合格させるために必勝法は次のとおりです。

 

<子どもが小学校の時の教育>

 

  • 子どもが好きなことをやらせる
  • 子どもが興味関心を持つような頭を使う遊びをする
  • なるべく早い段階から英語に触れさせる
  • たくさん本を読んで国語力をつける

 

「思考力をつける」「語学力(国語・英語)をつける」「勉強の習慣を身につける」ことがポイント

 

<中学生になったら>

 

  • 出来る限り早く高校受験対策をスタート
  • 早慶の合格実績のある塾に通う
  • 入試科目3教科のうち、数学・英語の比重を高めどんどん進めていく
  • なるべく早く、中学校3年生夏休み前までに中学校の基礎単元を終わらせる
  • 全国の高校の過去の入試問題を出来る限り多く解く
  • 中3の夏休み明けより早慶の過去問に着手して最難関校(開成・灘・国立)の問題にも挑戦する

  

 

このように一番効率よく早慶に入るためには、高校受験を睨んで少しでも早く準備することです。早慶高校の入試問題は学校の学習だけでは到底解くことのできない難問が出題されます。過去の問題に出題された傾向をつかむことが必要です。

  

 

だからこそ、中学生の範囲をできるだけ早く終わらせて、過去問題の演習をする時間をできる限り多く確保することがポイントになります。

 

 

頭がいいとか悪いとかよりも、いかに正しいやり方を教わり徹底的に訓練できれば合格水準まで到達できます。

    

私も私の弟もそして息子も全員この方法で、公立中学校から早慶高校に合格しました。ちなみに私の大学時代の家庭教師の教え子にも、この方法を伝授して第一志望の早大学院に見事合格したのです。