- 小学生新聞を読ませたいけどどれがいい?
- 読売・朝日・毎日小学生新聞は何が違う?
- 中学受験をするなら、どの新聞がおすすめ?
小学生向けの代表的な新聞には、「読売」「朝日」「毎日」があります。どれにしたらいいか迷っているお父さん・お母さんも多いのではないでしょうか?

私は慶應義塾大学を卒業し、息子の家庭学習や高校受験にも長く関わってきました。息子が小学生のときには、「新聞を読む習慣をつけたら勉強にも役立つのでは?」と考え、読売・朝日・毎日の3紙を実際にお試し購読して比較した経験があります。
その経験も踏まえて、小学生新聞の選び方を詳しく解説します。
小学生新聞おすすめ3紙を比較
~読売・朝日・毎日の違いは?~
小学生向けの代表的な新聞には、「読売」「朝日」「毎日」の3紙があります。どの新聞も小学生がニュースを理解しやすいように工夫されていますが、発行頻度や紙面の内容、読みやすさに違いがあります。
「どれが一番人気なのか」だけで選ぶのではなく、子どもの学年や新聞を読む目的に合わせて選ぶことが大切です。まずは、3紙の主な特徴を比較してみます。
| 読売KODOMO 新聞 | 朝日小学生 新聞 | 毎日小学生 新聞 | |
|---|---|---|---|
| 月料金 (税込) | 550円 | 2,100円 | 1,750円 |
| 発行頻度 | 週1回 | 毎日 | 毎日 |
| 読みやすさ | ◎ | ○ | ○ |
| 写真イラスト | ◎ | ○ | ○ |
| ニュース | ○ | ◎ | ◎ |
| 中学受験 | ○ | ◎ | ○ |
| 続けやすさ | ◎ | ○ | ○ |
| おすすめ | 初心者 低学年 | 中学受験 | ニュース好き |
※料金やサービス内容は変更される場合があります。申込み前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。
3紙を比較すると、かなり特徴が違うことが分かります。初めて新聞を読むなら「読売」、中学受験を意識するなら「朝日」、ニュースや幅広い知識に触れたいなら「毎日」という選び方が分かりやすいでしょう。それぞれの特徴を詳しく見ていきます。

読売KODOMO新聞
~初めて小学生新聞を読む子におすすめ~
「子どもに新聞を読ませてみたいけれど、本当に読んでくれるか分からない」なら、まずは「読売」から試してみるのがおすすめです。大きな特徴は、週1回の発行です。
新聞を読む習慣がない子に毎日届くと、読まないまま新聞がたまってしまうことがあります。週1回なら自分のペースで読むことができるため、初めての小学生でも取り組みやすいでしょう。
また、写真やイラスト、図解などが多く、活字ばかりの新聞というよりも、雑誌を見るような感覚で紙面を楽しみやすいのも魅力です。特に低学年では、「勉強のため」というより、新聞そのものに興味を持ってもらうことが大切です。
【読売KODOMO新聞をおすすめする子】

- 小学生新聞を初めて読む
- 小学1~3年生くらいの低学年
- 活字を読むことにまだ慣れていない
- 写真やイラストを見るのが好き
- 毎日新聞を読むのは負担になりそう
- まずは気軽に新聞を試してみたい
\初めての小学生新聞におすすめ/
朝日小学生新聞
~中学受験・時事問題対策におすすめ~
中学受験を考えているなら「朝日」がおすすめです。毎日発行のためニュースや社会で起きている出来事に継続して触れることができます。
中学受験では、社会だけでなく国語や理科でも、ニュースや社会問題に関連したテーマが取り上げられることがあります。「新聞を読む → ニュースを知る → なぜ起きたのかを考える」という習慣をつけておくと、中学受験の勉強にもつながります。
また、毎日文章に触れることで、読解力や語彙力を伸ばすための家庭学習としても活用できます。「朝日」は、次のようなお子さんにおすすめです。
【朝日小学生新聞をおすすめする子】

- 中学受験を考えている
- 時事問題に強くなりたい
- 国語の読解力を伸ばしたい
- 語彙力を増やしたい
- 社会の出来事に興味を持ってほしい
- 毎日文章を読む習慣をつけたい
特に小学4~6年生で中学受験を考えている家庭におすすめの小学生新聞です。
\中学受験・時事問題対策なら/
毎日小学生新聞
~ニュースや幅広い知識を学びたい子におすすめ~
「受験対策だけではなく、子どもに世の中のいろいろなことを知ってほしい」なら、「毎日」も候補になります。一般のニュースだけでなく、学校の勉強につながるさまざまな分野の記事に触れることができます。
新聞のよいところは、自分から選ばないテーマにも自然と出会えることです。例えば、科学の記事を読んで宇宙に興味を持ったり、海外のニュースから世界の国々に興味を持つこともあるでしょう。
【毎日小学生新聞をおすすめする子】

- ニュースに興味がある
- 本や文章を読むことが好き
- 理科や社会が好き
- いろいろな分野の知識を身につけたい
- 社会で起きていることを知りたい
- 毎日活字に触れる習慣をつけたい
ニュースだけでなく、新聞をきっかけに子どもの興味や知識の幅を広げたい家庭に向いています。
\ニュースや幅広い知識を学ぶなら/
【まとめ】小学生新聞はどれがおすすめ?
| こんなお子さん・家庭 | おすすめ |
|---|---|
| 初めて小学生新聞を読む | 【読売KODOMO新聞】 |
| 低学年から楽しく読みたい | 【読売KODOMO新聞】 |
| 毎日読むのは負担になりそう | 【読売KODOMO新聞】 |
| 中学受験を考えている | 【朝日小学生新聞】 |
| 時事問題対策を重視したい | 【朝日小学生新聞】 |
| 文章を読む習慣をつけたい | 【朝日小学生新聞】 |
| ニュースをしっかり読みたい | 【毎日小学生新聞】 |
| 幅広い分野に興味を持ちたい | 【毎日小学生新聞】 |
迷っているなら、初めての1紙としては「読売」がおすすめです。週1発行で負担が少なく写真やイラストも多いため、新聞を読む習慣がない子でも始めやすいからです。
一方、中学受験を考えていて、時事問題や読解力の勉強にも積極的に活用したいなら「朝日」がおすすめです。毎日ニュースを読みながら、社会・科学・文化など幅広い知識に触れてほしいなら、「毎日」も選択肢になります。

重要なのは「子どもが読みたい新聞」を選ぶこと
ここまで3紙を比較しましたが、一番大切なのは、実際に読む子どもが気に入るかどうかです。どれだけ親が「勉強になるから、この新聞がいい」と思っても、子ども本人が興味を持たなければ長続きしません。
実際、私の息子も本を読むことは好きでしたが、小学生新聞は長続きしませんでした。申込前に実際の紙面を子どもに見せて、「どれが一番おもしろそう?」と聞いてみてください。
親が決めるのではなく子ども自身が「これを読みたい」と選んだ新聞のほうが、新聞を読む習慣につながりやすいでしょう。

小学生新聞の選び方
~失敗しない5つのポイント~
「読売」「朝日」「毎日」には、それぞれ違った特徴があります。料金だけで比較するのではなく、学年・読む目的・興味・生活スタイルに合っているかを考えて選ぶことが大切です。
特に確認しておきたいポイントは次の5つです。

- 子どもの学年に合っているか
- 発行頻度が生活スタイルに合っているか
- 中学受験をするか
- 子どもが興味を持てる紙面か
- 無理なく継続できる料金か
1.子どもの学年に合った新聞を選ぶ
まず考えたいのが、子どもの学年です。同じ小学生でも読める文章量や興味を持つ内容が大きく違います。低学年では写真・イラスト・漫画などが多く、子どもが自分からページを開きたくなるかを重視するとよいでしょう。
一方、高学年になれば、ニュースの背景まで詳しく解説した記事も読めるようになります。
【学年別の選び方の視点】

- 小学1~2年生:楽しさ・読みやすさ
- 小学3~4年生:読みやすさと学習内容
- 小学5~6年生:ニュース・時事問題・学習内容
- 中学受験生:時事問題や受験に役立つ記事
これらは、あくまで目安です。本が好きな小学2年生なら高学年向けの記事を読むこともあります。学年だけでなく、現在の子どもの読書習慣に合わせて選ぶことが大切です。
2.発行頻度で選ぶ
次に確認したいのが発行頻度です。小学生新聞には、毎日と週1回発行があります。毎日発行の新聞は、ニュースを継続して追えることや、毎日文章を読む習慣をつけやすいことがメリットです。
一方で、学校や塾、習い事などで忙しい子の場合、毎日読む時間を確保できないこともあります。
新聞を読む習慣がまだない子なら、「毎日届く=たくさん勉強できる」とは限りません。
読まずに新聞がたまってしまえば、かえって負担になります。そのため、発行頻度については次のように考えるとよいでしょう。

- 毎日新聞を読む習慣をつけたい → 毎日発行
- ニュースを継続して読みたい → 毎日発行
- 中学受験の時事問題に活用したい → 毎日発行
- 初めて小学生新聞を読む → 週1回からでも十分
- 塾や習い事で忙しい → 週1回が続けやすい
- 子どもが新聞を読むか心配 → 週1回から試す
初めて新聞を読む子なら、週1回の「読売」から始めるのがよいでしょう。新聞を読むことに慣れてから、必要に応じて毎日発行の新聞を検討する方法もあります。
3.中学受験をするなら受験との相性で選ぶ
中学受験を予定しているなら、新聞選びでも時事問題や受験学習との相性を確認しておきたいところです。中学入試では、直近のニュースそのものだけでなく、社会問題や環境問題、科学技術などを題材にした問題が出題されることがあります。
新聞を通して普段からニュースに触れていれば、初めて見るテーマを減らすことにもつながります。また、新聞には長めの文章や図表、写真などが掲載されています。「何が起きたのか」「なぜ起きたのか」「自分はどう考えるのか」まで考える習慣をつければ、単なる時事問題の暗記とは違った学習ができます。
中学受験を重視して選ぶなら、朝日小学生新聞がおすすめです。塾の教材や時事問題集と組み合わせて活用するのがおすすめです。

4.子どもが興味を持てる新聞を選ぶ
親ではなく、子どもが読みたいと思う新聞を選ぶことが最も重要です。親から見ると、「こちらの方が勉強になりそう」「中学受験に役立ちそう」と思う新聞があるかもしれません。
子どもが読まなければ意味がありません。写真が好きな子、漫画から読み始める子、スポーツ記事が好きな子、科学記事ばかり読む子など、興味はそれぞれ違います。
【確認しておきたい視点】

- 写真やイラストの量
- 漫画やクイズの有無
- ニュースの分かりやすさ
- 科学・スポーツなど興味のある記事
- 文字の大きさや読みやすさ
- 子どもが自分からページをめくるか
可能であれば、実際の紙面を見せて、「どの新聞が一番読んでみたい?」と聞いてみることをおすすめします。子どもが自分で選んだ新聞なら、「自分の新聞」という意識も生まれやすくなるでしょう。
5.購読料金だけでなく続けやすさで選ぶ
小学生新聞を比較するときには、料金は重要ですが、料金が安くてもほとんど読まなければもったいないですし、多少料金が高くても毎日活用できれば、家庭学習教材としての価値は高くなります。
大切なのは、「その金額でどのくらい活用できるか」という視点です。次の点を参考に総合的に比較するとよいでしょう。

- 月額料金
- 発行頻度
- 1週間に何回くらい読めそうか
- 学習教材として活用できるか
- 子どもが楽しんで読めそうか
- 無理なく継続できるか
家計だけでなく、子どもが実際に読む頻度まで考えて選ぶのがポイントです。
迷ったらこの選び方がおすすめ
ここまで読んでも、「結局、うちの子にはどれがいいの?」と迷う方もいるでしょう。難しく考えなくても大丈夫です。3紙の特徴から、次のように選ぶと分かりやすいと思います。
| 目的・タイプ | おすすめの小学生新聞 |
|---|---|
| 初めて新聞を読む | 【読売KODOMO新聞】 |
| 低学年から始めたい | 【読売KODOMO新聞】 |
| 毎日読むのは負担 | 【読売KODOMO新聞】 |
| 中学受験を考えている | 【朝日小学生新聞】 |
| 時事問題を重視したい | 【朝日小学生新聞】 |
| 毎日文章を読みたい | 【朝日小学生新聞】 |
| ニュースが好き | 【毎日小学生新聞】 |
| 幅広い知識を身につけたい | 【毎日小学生新聞】 |
迷ったら「読売」、中学受験なら「朝日」という選び方が一つの目安です。ただし、最終的には子どもに実際の紙面を見せて選ばせることが重要です。
親が選んだ「勉強になりそうな新聞」よりも、子どもが「読みたい」と思った新聞の方が長続きする可能性が高いからです。

小学生新聞は何年生からがおすすめ?
「小学生新聞は何年生から読ませればいいの?」と迷っているお父さん・お母さんもいると思います。学年だけで判断するのではなく、子どもの読書習慣や興味に合わせて始めることです。
読書が好きな子なら小学1~2年生から、文章を読むことがあまり好きではない子なら小学3~4年生くらいから始めても遅くありません。子どもの成長に合わせて読み方を変えていけばよいでしょう。
小学1~2年生
~まずは新聞を楽しむことから~
小学1~2年生では、新聞を最初から最後まで読ませる必要はありません。この時期に大切なのは、新聞を勉強として与えるのではなく、「おもしろそう」と思ってもらうことです。写真を見たり、漫画を読んだり、興味のある記事だけ読んだりするところから始めれば十分です。
【おすすめの読み方】

- 写真やイラストを見る
- 漫画やクイズを楽しむ
- 見出しだけ読んでみる
- 興味を持った記事を親子で読む
- 分からない言葉を一緒に調べる
低学年の場合、毎日読むことを目標にする必要もありません。「新聞っておもしろい」と感じてもらうことを最優先にしましょう。その意味では、週1回発行で写真やイラストが多い「読売」は、初めて新聞に触れる低学年にも選びやすいと思います。
小学3~4年生
~新聞を読む習慣をつける~
小学3~4年生になると、学校で習う漢字も増え、ある程度まとまった文章を読めるようになってきます。この時期からは、新聞を「見る」だけでなく、自分が興味を持った記事を読む習慣をつけていくとよいでしょう。とはいえ、新聞を全部読む必要はありません。
例えば、毎日または新聞が届いた日に、「気になった記事を1つ読む」だけでも十分です。小学3~4年生では、次のような使い方ができます。
【おすすめの読み方】

- 気になるニュースを1記事読む
- 知らない言葉を調べる
- ニュースについて親子で話す
- 記事の内容を簡単に説明してもらう
- 興味を持ったテーマを調べる
こうした習慣を続けることで、ニュースの知識だけでなく、文章を読む力や自分で考える力を伸ばすきっかけにもなるでしょう。
小学5~6年生
~時事問題や読解力の学習にも活用~
小学5~6年生になると、小学生新聞を家庭学習の教材としても活用しやすくなります。社会では政治・経済・国際問題などを学ぶようになり、理科でも環境や科学技術など、実際のニュースと結びつくテーマが増えてきます。
新聞を読むことで、学校で学んでいる内容と実際の社会とのつながりを知ることができます。
【おすすめの読み方】

- ニュースを毎日1記事読む
- 記事を短く要約する
- 知らない言葉や漢字を調べる
- 自分の意見を親子で話し合う
- 社会や理科の授業とニュースを結びつける
- 気になるニュースをノートにまとめる
単に新聞を読むだけでなく、「この記事についてどう思った?」と親子で話すこともおすすめです。自分の考えを言葉にする習慣は、国語の記述問題や作文などにもつながっていきます。
中学受験生
中学受験を考えている家庭では、小学3~4年生頃から新聞に親しんでおくと活用しやすいでしょう。中学受験では、ニュースそのものを暗記しているかだけではなく、社会で起きている出来事を題材として、文章や資料を読み取ったり、自分で考えたりする問題が出題されることがあります。
受験直前になって時事問題をまとめて覚えるだけではなく、普段からニュースに触れておくことには意味があります。
【中学受験生が意識したい内容】

- 国内外の大きなニュース
- 政治・経済
- 環境・エネルギー問題
- 科学・宇宙・医療
- 国際問題
- 選挙や国会
- 災害・防災
- SDGsなど社会的なテーマ
ただし、「中学受験のためだから毎日全部読みなさい」と強制するのはおすすめしません。新聞を読むこと自体が嫌いになってしまっては逆効果です。最初は興味のある記事だけでも構いません。
毎日の生活の中でニュースについて親子で話す機会を増やしながら、少しずつ新聞を読む習慣をつけていきましょう。
小学生が新聞を読むメリット
小学生新聞を読むメリットは、ニュースや時事問題に詳しくなることだけではありません。
新聞には、政治・経済・科学・スポーツ・文化・環境など、さまざまな分野の記事が掲載されています。普段の生活では触れる機会の少ないテーマにも自然と出会えるため、読解力や語彙力を伸ばしながら、子どもの知識や興味の幅を広げられることが大きなメリットです。
【小学生新聞を読むメリット】

- 読解力を伸ばせる
- 語彙力・漢字力が身につく
- ニュースや時事問題に強くなる
- 社会・理科などの知識が増える
- 中学受験の勉強に役立つ
- 自分で考える力が身につく
- 子どもの興味・関心が広がる
- 毎日文章を読む習慣がつく
読解力を伸ばせる
小学生新聞を読む大きなメリットの一つが、文章を読む機会を増やせることです。読解力は国語だけに必要な力ではありません。算数の文章問題を理解したり、理科や社会の教科書を読んだりするためにも、文章を正確に読み取る力が必要になります。
読解力はすぐに身につきません。日頃からたくさん文章を読み、「何について書かれているのか」「一番大切なことは何なのか」「なぜ、このようなことが起きたのか」と考える経験を積み重ねることが大切です。
小学生新聞なら、子ども向けに書かれた文章を通して、このような練習を日常的に行うことができます。ただ、最初から長い記事を読ませる必要はありません。興味を持ったニュースを1記事読むところから始めるだけでもよいでしょう。

語彙力・漢字力が身につく
新聞を読んでいると、普段の会話ではあまり使わない言葉や漢字にも出会います。例えば、ニュースの中には「選挙」「物価」「環境」「災害」「輸出」「国会」など、学校生活だけでは頻繁に使わない言葉も登場します。
分からない言葉が出てきたときに意味を調べることで、少しずつ語彙を増やすことができます。実際の文章の中で使われている漢字を読むことも大切です。新聞を読むことで、次のような内容を自然に学ぶことができます。

- 漢字の読み方
- 言葉の意味
- 熟語
- 言葉の使われ方
- 文の中での表現
語彙力が増えれば文章を理解しやすくなり、読解力の向上にもつながっていきます。
ニュースや時事問題に強くなる
小学生新聞を読むと、国内外で起きているニュースを知ることができます。テレビやインターネットでもニュースを見ることはできますが、小学生には内容が難しいこともあります。小学生新聞は、難しいニュースを子どもにも理解しやすい言葉や図、写真などを使って説明しているのが特徴です。
「ニュースを見てもよく分からない」という子でも、小学生新聞なら社会で何が起きているのかを理解するきっかけになります。ニュースを読む習慣がついてくると、さまざまな分野に自然と触れることができます。

- 日本で起きている出来事
- 世界で起きている出来事
- 政治や経済
- 環境問題
- 科学技術
- 災害・防災
- スポーツや文化
小学生のうちから社会の出来事に関心を持つことは、学校の勉強だけでは得られない大きな経験になるでしょう。
社会・理科などの知識が増える
新聞には、学校の学習内容と関連する記事も数多く掲載されます。例えば、選挙の記事なら社会、地震や台風の記事なら理科や社会、宇宙開発の記事なら理科と結びつけて考えられます。
教科書で勉強したニュースを目にすると、「学校で習ったことが社会とつながっている」と実感しやすくなります。また、新聞には学校でまだ習っていない内容も登場します。そのため新聞を読むことが、子どもの興味を広げるきっかけになります。

- 宇宙の記事から天体に興味を持つ
- 選挙の記事から政治に興味を持つ
- 海外の記事から世界の国々に興味を持つ
- 生き物の記事から自然科学に興味を持つ
- 環境の記事から地球温暖化について調べる
新聞を入り口として興味を持ったことを本や図鑑で調べていけば、知識はどんどん広がります。
中学受験の勉強に役立つ
中学入試では、国語の長文読解だけでなく、社会や理科などで現代社会の出来事と関連したテーマが扱われることがあります。日頃から新聞を読んでいれば、問題の背景を理解しやすくなるでしょう。
また、新聞を読むことは時事問題対策だけではありません。文章を読み取る、要点をつかむ、知らない言葉を調べる、自分の考えをまとめるといった習慣は、国語をはじめとする中学受験の学習にもつながります。
【中学受験におすすめの読み方】

- 気になるニュースを毎日1記事読む
- 記事の要点を親子で確認する
- 分からない言葉を調べる
- ニュースの場所を地図で確認する
- 「なぜ起きたのか」を考える
- 自分の意見を話してみる
もちろん、新聞を読むだけで中学受験対策が完成するわけではありません。塾や問題集による受験勉強に、新聞をプラスするという位置づけで活用することが重要です。
自分で考える力が身につく
新聞を読むときは、記事の内容を理解するだけでなく、「自分はどう思うのか」まで考えてみることが大切です。例えば、環境問題の記事を読んだら、「自分たちにできることは何だろう?」と考えることです。
新しい制度についての記事なら、「なぜこの制度が必要なのだろう?」と考えることです。一つのニュースをきっかけとして親子で話をするだけで、自分の考えを言葉にする練習になります。
難しい質問をする必要はありません。「この記事どう思った?」「どうしてこうなったと思う?」と聞いてみるだけでも十分です。
子どもの興味・関心が広がる
新聞の大きな魅力は、自分では探そうとしなかった情報にも出会えることです。ページをめくっている途中で、今まで知らなかったニュースや科学、文化、スポーツなどの記事が目に入ります。
「これ、おもしろそう」という新しい興味が生まれることがあります。小学生は、特定の教科だけを勉強すること以上に、いろいろなことに興味を持つことが大切です。新聞はそのきっかけを作ってくれる教材です。
毎日文章を読む習慣がつく
読解力を伸ばすためには、短期間にたくさん読むのではなく、文章に触れる習慣をつくることが大切です。毎日発行の小学生新聞なら、「朝食後に10分読む」「学校から帰ったら1記事読む」など、家庭学習のルーティンにも取り入れやすいでしょう。
週1回の新聞を休日に親子で読む方法もあります。全部読むと決めないことです。最初は興味のある記事だけでも構いません。1日1記事でも継続して文章に触れる習慣をつくることが、小学生新聞を上手に活用するポイントです。

小学生新聞のデメリット
~購読前に知っておきたい注意点~
小学生新聞に申込むと子どもが毎日新聞を読むようになるわけではありません。実際に購読してみたけど「最初だけ読んで、その後はほとんど読まなくなった」ということも考えられます。
【デメリット・注意点】

- 子どもが読まない可能性がある
- 毎日届くと新聞がたまってしまう
- 新聞だけで学力が上がるわけではない
- 毎月の購読料がかかる
- 低学年には難しい記事もある
- 親のサポートが必要になることがある
子どもが読まない可能性がある
親が読ませたいと思っても、子ども本人が読んでくれるとは限らないことです。これは私自身も経験したことです。息子は本を読むことが好でしたが新聞を読む習慣は長続きしませんでした。
本を読むのが好きな子=新聞も好きとは限らないということです。「読解力を伸ばしたいから」「中学受験に役立ちそうだから」という親の考えだけで決めるのではなく、実際の紙面を子どもに見せてから選ぶことをおすすめします。
毎日届くと新聞がたまってしまう
毎日発行される新聞は、文章を読む習慣をつけるのに適しています。一方で、読まないと新聞がどんどんたまってしまいます。「昨日の新聞も読んでいないのに、今日の新聞が届いた」という状態になることもあります。
新聞がたまると、読むこと自体が負担になりかねません。心配な方は、週1回発行の「読売」から始めてるのが、おすすめです。内容だけではなく、子どもの生活に合った発行頻度かどうかも確認しておきましょう。
新聞だけで学力が上がるわけではない
小学生新聞を読むだけで国語の成績が上がったり、中学受験に合格できたりするわけではありません。新聞はあくまでも、家庭学習を補助する教材の一つです。
例えば漢字を身につけるなら漢字ドリル、計算力を身につけるなら計算問題、受験対策なら塾や問題集など、それぞれの目的に合った勉強が必要です。小学生新聞には、次のような役割を期待するのがいいでしょう。

- 文章を読む機会を増やす
- 語彙を増やす
- ニュースに興味を持つ
- 時事問題の知識を増やす
- 自分で考えるきっかけを作る
「新聞を読めば勉強ができるようになる」と考えるのではなく、普段の家庭学習に新聞をプラスするという使い方がおすすめです。

毎月の購読料がかかる
当然ですが、小学生新聞を継続して読むには購読料がかかります。1か月だけで考えれば大きな金額ではなくても、1年間継続すればそれなりの費用になります。そのため、子どもがほとんど読まない状態で購読を続けるのはもったいないでしょう。
料金だけを比較するのではなく、「実際にどのくらい読むのか」まで考えて選ぶことが大切です。毎日読むなら毎日発行の新聞、週末中心に読むなら週1回の新聞という選び方もできます。子どもが実際に活用できるかを重視して選びましょう。
低学年には難しい記事もある
小学生新聞は子ども向けに作られていますが、政治や経済、国際問題などは、大人でも説明するのが難しいテーマがあります。子どもが難しい記事に出会って、「新聞って難しいから嫌だ」と思ってしまう可能性があります。
低学年から全部読ませようとする必要はありません。写真、イラスト、漫画、クイズ、スポーツなど、子どもが興味を持ったところだけ読むことから始めれば十分です。少しずつニュースにも興味を広げていけばよいでしょう。
親のサポートが必要になる
特に低学年では、新聞をなかなか読まないことがあります。そんな時は、親も一緒に新聞を読んでみましょう。親が新聞を見ながら、「これ知ってる?」「この写真、おもしろいね」などと話しかけるだけで、記事に興味を持つきっかけになります。
そして分からない言葉を一緒に調べたり、ニュースについて意見を言ったりするのがおすすめです。
ただし、新聞を「勉強させるための教材」にしすぎると、子どもが嫌になってしまう可能性があります。親子の会話のきっかけとして新聞を使うくらいから始めるのがよいでしょう。

小学生新聞が向いている子・向いていない子
小学生新聞はすべての子どもに必要なものではありません。特におすすめしたいのは、本や文章を読むことが好きな子、ニュースに興味がある子、中学受験を考えている子です。
一方、文章を読むこと自体が苦痛になっている子に無理やり新聞を読ませる必要はないと思います。
目安は次のように考えるとよいでしょう。
| 小学生新聞が向いている子 | 無理に購読しなくてもよい子 |
|---|---|
| 本を読むのが好き | 活字を読むのがかなり苦手 |
| ニュースに興味がある | 新聞にまったく興味を示さない |
| 知らないことを調べるのが好き | 学校の宿題だけで負担が大きい |
| 中学受験を考えている | 塾や習い事で読む時間がない |
| 語彙・読解力を伸ばしたい | 新聞を読むことがストレスになる |
| 社会・理科が好き | 他の教材の方が楽しく取り組める |
重要なのは、新聞を購読すること自体を目的にしないことです。子どもが楽しんで読めるなら続ければよいですし、読まないのであれば別の方法を考えましょう。家庭学習で最も大切なのは、子どもが継続できることだと思います。
そして「うちの子には小学生新聞が合いそう」と思ったら、次に重要になるのが3紙の中からどの新聞を選ぶかです。

読売KODOMO新聞がおすすめな子
3紙の中で、初めて小学生新聞を購読する家庭におすすめしやすいのが「読売」です。最大の特徴は、毎日ではなく週1回発行という点です。小学生に新聞を読ませようと思っても、最初から毎日読む習慣をつけるのは簡単ではありません。
特に低学年や、これまで新聞を読んだことがない子の場合、毎日新聞が届くと「読まなければいけないもの」がどんどん増えてしまい、新聞そのものが嫌になってしまうこともあります。
その点、週1回なら休日など時間のあるときにゆっくり読むこともできます。また、「読売」は写真やイラストなどを使った紙面で、新聞に慣れていない小学生でも興味を持ちやすいのが魅力です。
【読売KODOMO新聞をおすすめする子】

- 初めて小学生新聞を読む
- 小学1~3年生くらいの低学年
- 本や長い文章を読むのがあまり得意ではない
- 写真やイラストを見るのが好き
- 毎日新聞を読むのは難しい
- まずは気軽に新聞を読む習慣をつけたい
- できるだけ負担なく始めたい
特に「小学生新聞に興味はあるけれど、子どもが本当に読むか分からない」という家庭なら、最初の候補にしてよいと思います。
読売KODOMO新聞は低学年にもおすすめ
小学1~2年生では、新聞の記事をすべて理解する必要はありません。まずは写真を見たり、興味のある記事を探したりするだけでも十分です。新聞を広げて、「これ、おもしろそう」と思う記事を一つ見つける。
そこから新聞を読む習慣が始まればよいと思います。低学年のうちは、新聞を家庭学習の教材として使うことよりも、活字やニュースに興味を持つきっかけをつくることを優先しましょう。その点でも、毎日読むことを求められない週1回の読売KODOMO新聞は始めやすいでしょう。
読売KODOMO新聞はこんな家庭にも向いている
子どもが塾や習い事で忙しい家庭にも、週1回という発行頻度はメリットになります。平日は学校、宿題、塾などで時間がなくても、週末に新聞を広げて親子で読むことができます。
例えば、「今週一番気になったニュースを1つ選んでみよう」という使い方でも構いません。毎日読むことより、新聞を継続して読むことを優先したい家庭に向いていると思います。
\初めての小学生新聞なら/
朝日小学生新聞がおすすめな子
中学受験を考えている家庭なら、朝日小学生新聞はぜひ比較しておきたい新聞です。読売KODOMO新聞が「新聞を楽しく読む入口」とするなら、朝日小学生新聞は、ニュースを家庭学習にも積極的に活用したい子に向いていると考えると分かりやすいでしょう。
毎日発行されるため、社会で起きている出来事に継続的に触れることができます。特に小学4年生以降になると、社会や理科の学習内容も増え、ニュースと学校や塾で習っていることが結びつく場面が増えてきます。
【朝日小学生新聞をおすすめする子】
- 中学受験を考えている
- 小学4~6年生
- 時事問題に強くなりたい
- 国語の読解力を伸ばしたい
- 語彙力を増やしたい
- 社会や理科に興味がある
- 毎日文章を読む習慣をつけたい
- ニュースについて自分で考える力を身につけたい
中学受験を考えているなら有力候補
中学受験をする場合、新聞の役割は「ニュースを暗記すること」だけではありません。新聞記事を読むことで、文章を読む → 内容を理解する → 背景を考える → 自分の意見を持つ学習ができます。
これは、国語の長文読解や記述問題を考えるうえでも役立つ習慣です。また、社会や理科についても、塾で習った内容が実際のニュースに登場することがあります。例えば、選挙について勉強した後に実際の選挙の記事を読めば、教科書だけで学習するより理解が深まるでしょう。
中学受験の勉強と現実の社会を結びつけられることが、小学生新聞を活用するメリットの一つです。

小学4年生頃からの家庭学習にも使いやすい
小学4年生頃からは、単に記事を読むだけでなく、一歩進んだ使い方もできます。例えば、気になった記事を一つ選んで、「この記事で一番重要なことは何?」と親子で話してみるのもよいでしょう。
慣れてきたら、記事の内容を100文字程度でまとめる方法もあります。ただ読むだけではなく、要点を考えることで、新聞を国語の家庭学習として活用できます。中学受験を考えている家庭なら、塾の勉強とは別に長時間取り組ませる必要はありません。
毎日10分程度、新聞に目を通す習慣をつくるくらいから始めるとよいでしょう。
\中学受験・時事問題対策なら/


【天声こども語学習ノート】
朝日小学生新聞の天声人語の小学生版「天声こども語」を書き写して学べる学習ノートがあります。このノートは「天声こども語」と同じ字数・行数のマス目になっています。書き写しながら国語の文法や読み解きが学べるのでいい勉強になると思います。
毎日小学生新聞がおすすめな子
毎日小学生新聞は、ニュースを読むことが好きな子や、幅広い分野に興味を持っている子におすすめです。小学生新聞の魅力は、国語や社会の勉強だけではありません。科学、自然、環境、国際問題、文化など、普段の学校生活だけでは出会わないさまざまなテーマに触れることができます。
子どもは何をきっかけに興味を持つか分かりません。新聞でたまたま読んだ宇宙の記事から天体に興味を持ったり、外国の記事を読んで世界の国々を調べたりすることもあるでしょう。
【毎日小学生新聞をおすすめする子】

- ニュースを読むことが好き
- 本や文章を読むのが好き
- 社会や理科が好き
- 知らないことを調べるのが好き
- 幅広い知識を身につけたい
- 世界の出来事に興味がある
- 毎日活字に触れたい
- 好奇心が旺盛
知識の幅を広げたい小学生におすすめ
学校の勉強では、基本的に学習指導要領に沿って勉強していきます。一方、新聞には「今、社会で起きていること」が掲載されています。そのため、学校ではまだ習っていないことにも触れることができます。
これが新聞のおもしろいところです。例えば、新聞で興味を持ったことを、新聞 → 図鑑 → 本 → インターネットと調べていけば、一つのニュースから知識をどんどん広げることができます。特に好奇心の強い子なら、新聞は新しいことを知るための入口になるでしょう。

毎日新聞を読む習慣をつけたい家庭にも
毎日小学生新聞は毎日発行されるため、毎日の生活に新聞を組み込むこともできます。例えば、「朝食後に10分読む」「学校から帰ったら気になる記事を1つ読む」など、読む時間を決めてしまう方法です。
その日の新聞から、自分が一番気になった記事を1つ選んで読むだけでも十分です。大切なのは新聞を読むことを負担にせず、長く続けることです。
\ニュースや幅広い知識を学ぶなら/
小学生新聞を家庭学習で活用する方法
小学生新聞は、ただ読むだけでも語彙や知識を増やすことにつながります。しかし、せっかく購読するのであれば、家庭学習にも上手に取り入れてみましょう。難しい勉強をする必要はありません。
大切なのは、子どもの学年や読解力に合わせて、無理なく続けることです。ここでは、家庭で簡単にできる小学生新聞の活用方法を紹介します。
まずは興味のある記事を1つ読む
最初から新聞を全部読ませようとする必要はありません。大人でも新聞のすべての記事を読む人は少ないでしょう。子どもも同じです。まずは新聞を広げて、写真や見出しを見ながら、「今日はどの記事がおもしろそう?」と選ばせてみましょう。
スポーツでも、動物でも、宇宙でも、ゲームに関連したニュースでも構いません。毎日1つの記事を読むだけでも、1年間続ければかなりの量の文章に触れることになります。特に新聞を読み始めたばかりの子には、「全部読む」より「毎回1つ読む」ことを目標にするのがおすすめです。
親子でニュースについて話してみる
小学生新聞を読んだ後は、親子の会話にもつなげてみましょう。難しい質問をする必要はありません。記事を読んだ後に、次のようなことを聞いてみるだけでも十分です。

- どの記事がおもしろかった?
- どうしてこの記事を選んだの?
- 初めて知ったことはあった?
- どうしてこんなことが起きたと思う?
- 自分だったらどうする?
ポイントは、正解を求めすぎないことです。「自分はどう思うか」を言葉にすることが大切です。ニュースについて親子で話す習慣ができると、知識を増やすだけでなく、考える力や自分の意見を伝える力を伸ばすことにもつながります。
分からない言葉を調べる
新聞を読んでいると、小学生にとって意味の分からない言葉が出てくることがあります。そんな時、そのまま読み飛ばすのではなく、辞書などで調べてみましょう。
「この言葉はどういう意味だろう?」と疑問に思ったときに自分で調べる習慣がつけば、語彙力を伸ばすことにつながります。
1つの記事から気になる言葉を1~2個調べる程度でも十分でしょう。新聞を読みながら新しい言葉に出会い、その意味を知る。この積み重ねが、国語の読解力を支える語彙を増やしていきます。
気になる記事を切り抜いてみる
紙の新聞ならではの学習方法が「新聞の切り抜き」です。子どもが興味を持った記事を切り抜き、ノートに貼って保存します。ただ貼るだけでも構いませんが、慣れてきたら記事の下に、次のような事を書いてみるのもおすすめです。

- 記事を選んだ理由
- 初めて知ったこと
- 分からなかった言葉
- 記事を読んだ感想
- 自分の考え
最初は1~2行の感想でも十分です。続けていけば、自分だけの「ニュースノート」が完成します。
夏休みの自由研究や自主学習のテーマとして活用することもできるでしょう。
\小学生新聞のスクラップノート/
高学年なら記事を要約してみる
小学4~6年生くらいになったら、記事の要約にも挑戦してみましょう。記事を読んで、「この記事で一番伝えたいことは何だろう?」と考えます。そして、内容を50~100文字程度にまとめてみます。長い文章から重要な情報を見つけて、短い文章にまとめるためには内容を正確に理解しなければできません。
新聞記事の要約は読解力や文章力を鍛える家庭学習になります。週末に気になった記事を1つ選んで要約する程度から始めてみるとよいでしょう。

中学受験を考えている家庭の小学生新聞活用法
中学受験を考えている場合、小学生新聞はさらに活用の幅が広がります。特に社会の時事問題は、短期間にまとめて暗記するだけでなく、普段からニュースに触れておくことで理解しやすくなります。
例えば、選挙、国会、物価、環境問題、自然災害、国際情勢、科学技術などのニュースを日頃から読んでおけば、学校や塾で関連する内容を勉強したときにも知識がつながりやすくなります。中学受験を考えている家庭では、次のような使い方がおすすめです。

- 毎日10分程度新聞を読む
- 重要そうなニュースを親子で話す
- 分からない言葉や場所を調べる
- ニュースに関連する地名を地図帳で確認する
- 気になる記事を切り抜いて保存する
- 週に1回程度、記事を要約する
- 入試前に過去のニュースを振り返る
ここでも、すべてをやる必要はありません。塾の宿題などで忙しい中学受験生なら、新聞学習に時間をかけすぎるのは逆効果です。「朝食のときに10分読む」「気になるニュースを1つだけ読む」など、短時間で続けることを優先するのがおすすめです。

小学生新聞についてよくある質問
小学生新聞を検討していると、「毎日読まないと意味がない?」「本の代わりになる?」「一般新聞ではダメ?」など、さまざまな疑問が出てくると思います。ここでは、小学生新聞を始める前に気になることをQ&A形式でまとめました。
Q.小学生新聞が続かないときはどうすればいい?
小学生新聞を購読しても、「最初の数日しか読まなかった」「読まない新聞がたまってしまった」ということはあるでしょう。そんなときでも、無理に毎日読ませる必要はありません。
大切なのは、新聞を読むことを義務にするのではなく、子どもが自然に新聞に触れられる環境をつくることです。
例えば、次のような方法を試してみましょう。
- 新聞をリビングなど目につく場所に置く
- 親が新聞を読んでいる姿を見せる
- 「この記事おもしろいよ」と声をかける
- 子どもの好きなジャンルの記事を一緒に探す
- 毎日ではなく週末だけ読む
- 1日1記事だけ読む
特におすすめは、新聞を勉強机ではなくリビングに置いておくことです。気になる写真や見出しが目に入れば、子どもが自分から新聞を手に取るきっかけになります。「新聞を読みたくなる環境をつくる」と考えてみましょう。

Q.無料で試してから選んだほうがいい?
実際に紙面を確認してから選ぶのがおすすめです。記事の内容や紙面の雰囲気、文字量、発行頻度に違いがあります。実際に子どもにも読んでもらい、「どの新聞が一番読みやすい?」「どれなら続けて読んでみたい?」と聞いてみましょう。
どれだけ内容の充実した新聞でも、子どもが読まなければ続きません。試し読みができる場合は上手に活用して、子どもとの相性を確認してから選ぶとよいでしょう。
Q.小学生新聞はどんな家庭におすすめ?
小学生新聞は、次のような家庭におすすめです。

- 本や文章を読む習慣をつけたい
- 国語の読解力や語彙力を伸ばしたい
- ニュースや社会の出来事に興味を持ってほしい
- 中学受験の時事問題対策をしたい
- 家庭学習の教材を増やしたい
- 親子でニュースについて話す機会をつくりたい
一つでも当てはまるのであれば、小学生新聞を試してみる価値はあるでしょう。特に長い本を読むのが苦手な子でも、新聞なら興味のある短い記事から読むことができます。「文章を読む習慣をつける最初の一歩」として活用するのもおすすめです。
Q.小学生新聞を読むだけで国語力は上がる?
小学生新聞を読むと語彙を増やしたり、文章を読む習慣を身につけたりすることが期待できます。ただし、新聞を読むだけで国語の成績がすぐに上がるわけではありません。漢字・語彙・文法・読解問題などは、それぞれに合った学習も必要です。例えば、漢字は漢字ドリル、読解は問題集、語彙や読む習慣には新聞や読書というように、それぞれの目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。
小学生新聞は、国語の問題集というよりも、国語力の土台となる「読む力」や「語彙力」を育てる教材の一つとして考えるのがおすすめです。

Q.小学生新聞と一般新聞はどちらがいい?
まずは小学生新聞がおすすめです。一般新聞は大人を対象としているため、政治・経済・国際問題などの記事には小学生にとって難しい言葉も多く使われています。
一方、小学生新聞は子どもが読むことを前提として、難しいニュースも理解しやすく説明されています。そのため、小学生新聞 → 一般新聞と成長に合わせてステップアップしていくのもよいでしょう。小学5~6年生になり、小学生新聞では物足りなくなってきたら、一般新聞の記事にも少しずつ挑戦してみてください。
Q.小学生新聞は毎日読まないと意味がない?
毎日すべての記事を読む必要はありません。むしろ、「毎日絶対に読みなさい」と強制して新聞嫌いになってしまうことのほうが避けたいところです。忙しい日は見出しだけでもいいですし、写真を見るだけでも構いません。週末に気になる記事をまとめて読む方法でもよいでしょう。
大切なのは「毎日読むこと」よりも、新聞を身近なものとして長く付き合っていくことです。
Q.小学生新聞を読書の代わりにしてもいい?
小学生新聞は、文章を読む習慣をつけるという意味では役立ちます。ただし、新聞と読書では身につけやすい力が少し異なります。新聞では短い文章から必要な情報を読み取る力、物語や小説では長い文章を読み続けたり、登場人物の気持ちを想像したりする力を養うことができます。
どちらか一方に決める必要はありません。本を読むのが苦手な子なら、まず新聞の興味のある記事から始めて、少しずつ読書にもつなげていくのがおすすめです。

Q.小学生新聞は親も一緒に読んだほうがいい?
できれば、親子で一緒に読むことをおすすめします。子どもが読んだニュースについて、「今日の記事で何がおもしろかった?」「どうしてこんなことが起きたんだろう?」と話すだけで、子どもが自分の考えを言葉にする機会になります。
政治・経済・国際問題などは小学生向けに分かりやすく説明されているので、大人が読んでも勉強になる記事があります。新聞を親子の会話のきっかけにできることも、小学生新聞のメリットの一つです。
Q.小学生新聞は親が選ぶ?子どもが選ぶ?
最終的には、実際に読む子ども本人に選んでもらうのがおすすめです。子どもが「読みたい」と思わなければ長続きしません。

- 読んでみたい記事があるか
- 写真やイラストが見やすいか
- 文字の量が多すぎないか
- 自分でも内容を理解できそうか
- 続けて読みたいと思えるか
「どれが一番読みたい?」と聞いて、子ども自身に選んでもらうとよいでしょう。自分で選んだ新聞なら、「親に読まされている」という感覚も少なくなり、継続しやすくなります。

まとめ
~「読む習慣」と「考える力」を育てよう~
今回は、小学生におすすめの新聞について、それぞれの特徴や選び方、メリット、家庭学習での活用方法まで紹介しました。小学生新聞を読む目的は、単にニュースを覚えることではありません。
新聞を読むことで知らなかった言葉や出来事に出会い、「これは何だろう?」「どうしてこうなったんだろう?」と考えるきっかけを作ることに大きな意味があります。小学生新聞を活用するメリットをまとめると、次のようになります。

- 文章を読む習慣をつけられる
- 語彙力や読解力を伸ばすきっかけになる
- 世の中の出来事に興味を持てる
- 社会や理科など幅広い知識に触れられる
- 中学受験の時事問題対策につながる
- 自分で考えて意見を持つ練習ができる
- 親子でニュースについて話す機会が増える
最初から全部の記事を読ませる必要はありません。「今日は気になる記事を1つだけ読んでみよう」くらいから始めてみましょう。新聞を読むことが習慣になれば、中学生・高校生になってからの学習にも役立つはずです。
まずは実際の紙面を見比べて、お子さんが「読んでみたい」と思える小学生新聞を選んでみてはいかがでしょうか。

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~小学生の家庭学習におすすめの記事~
小学生新聞とあわせて、家庭学習や国語の勉強にも取り組んでみましょう。新聞で身につけた「読む習慣」を、漢字・読解・作文などの学習につなげていくことで、国語力を総合的に伸ばすことができます。特におすすめの記事は次のとおりです。
小学生新聞だけですべての学習を完結させる必要はありません。新聞で読む→興味を持つ→調べる→家庭学習につなげるという流れを作ることで、小学生新聞をより効果的に活用できるでしょう。
