どの漢字検定受検アプリを使おうか迷っている小学生のお父さま・お母さまは必見です!慶應卒の父親が徹底調査して厳選した「おすすめの漢字検定アプリ」と「効果的な使い方」を紹介します。
漢検受検の勉強では、問題集を使うことがおすすめですが、アプリも楽しみながら勉強できるしかけがあります。アプリなら無料もしくは低価格なので気軽にダウンロードして試してみることができます。子どもの漢字の勉強のためめのアプリ選びの参考になれば幸いです。おすすめのアプリから子どもに合ったものを選びましょう。
漢字検定アプリの効果的な使い方
今回、漢字アプリをいろいろ試してみて感じたことがあります。漢字検定受検の勉強に限ったことではありませんが、紙のテキストとノートを使って書き込んだり、消したりしながら考える勉強法が一番だと改めて実感しました。
アプリのデメリットとしては、間違えた個所に印をつけて見返したりしにくいので、本当の意味の学習がしにくい点が挙げられます。
それでも、アプリの教材はいい面もたくさんありますので、全くダメということではありません。アプリには紙のテキストにはない特徴として、動いたり、音が出たり、採点してくれたりという特徴があります。アプリならではの特徴を漢字の学習に取り入れることが効果的です。
漢字検定対策でアプリの効果的な使い方は
- 紙の問題集やテキストとノートを中心に勉強して、アプリは補助教材として活用する
- 漢字の勉強の習慣がついていない、漢字の勉強に興味が持てていないという子どもには、勉強の習慣をつけるきっかけとしてアプリを活用する
- アプリは隙間時間に活用する。ちょっとした休憩時間や食事の前、お風呂の前にという感じです。あまり長時間やると目にも良くないです。
それでも、子どもが喜びそうな音楽やキャラクターが登場するアプリもあるので小学生ならアプリだったら喜んで勉強するようになるかもしれません。
子どもが興味を持つかどうかは、やってみないとわからないので、アプリは無料もしくは価格も安いので始めてみることをおすすめします。アプリが漢字学習に興味を持つきっかけになるかもしれません。
小学生におすすめ!漢字検定アプリはズバリ
今回、いろいろな「漢字検定アプリ」を実際に使ってみて、小学生におすすめをランキング形式で紹介したいと思います。
漢検漢字トレーニング小学生版
おすすめ度★★★★★
- 学校ネット株式会社提供の「はんぷく」学習シリーズ
- 小学生の漢字検定対策がバッチリ(全7,727問が収録)
- 漢検の各級の漢字一覧表示機能が搭載
- 7分野・全2727問題収録
- 漢字検定5・6・7・8・9級に対応
- 全1026漢字の「書き取り・読み方」の練習が可能
- 5問1セットの練習問題で漢字を練習
- 10問1セットの実力テストで実力を確認
[評価]
メニューが漢字検定の級ごとに「書き取り」「読み方」「部首・部首名」「送り仮名」「対義語・類義語」「同音・同訓異字」「四字熟語」の出題ジャンルに分かれています。
漢字検定受検には最適なメニューと思います。気になる漢字を選んで、一文字ごとに読みや書き順、熟語を確認することができるようになっています。有料版は広告が表示されないので、スムーズに勉強できます。
漢字を書く問題ではスマホに手で漢字を書いて練習します。読み取りの精度は思ったよりもいいと思います。ランダムに出題される実力テスト機能があります。全問正解するとアプリ内で表彰状を貰えるのがやる気を引き出すでしょう。
※学校ネット株式会社は、漢字学習アプリ等の学習アプリを開発している会社です。「はんぷく」学習シリーズは、累計1,500万ダウンロードを超える人気シリーズになっています。
[口コミ]
・子ども一人でスムーズに学習できます
・漢字も読みも覚えられる良いアプリです
漢検漢字トレーニングDX (有料)
漢字検定2級から10級と幅広い範囲の学習をしたい方はこちらを使いましょう。
参考:漢検漢字トレーニング(無料版)
広告が表示されても無料版がいい方はこちらを使いましょう。
- 学校ネット株式会社の「はんぷく」学習シリーズ
- 漢字検定6・5・4・3・2級に対応
- 「書き」「読み」「部首・部首名」「送り仮名」「対義語・類義語」「同音・同訓意義」「三字熟語」のジャンル
- 問題数5,000問以上の問題が収録
[評価]
問題数も豊富です。ジャンル別に5問ずつとランダム10問を繰り返して学習できるシンプルなアプリです。
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漢検スタート
おすすめ度★★★★☆
- 日本漢字能力検定協会の公式アプリ
- 収録問題数は約15,000問
- 1級から10級の過去問が収録
- ドリル・模擬検定・実力診断のメニュー
- 模擬検定結果をレーダーチャート表示
[評価]
- 漢字能力検定協会の公式アプリなので検定試験に直結した学習ができます
- 実力診断機能で実力を把握して、受検する級を決めることもできます
(注)模擬検定は第1回分しか無料でできない。過去問4級~1級は有料
[口コミ]
- すきま時間で簡単に漢字の練習が出来ます
- 過去問の問題集と一緒に活用しました
- 大変素晴らしい漢検対策アプリです
- このアプリは広告が表示されないところがいい
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いちまると旅しよう!しりもじ漢検
おすすめ度★★★☆☆
- 日本漢字能力検定協会の公式アプリ
- 漢字検定5・6・7・8・9・10級に対応
- 漢検協会公式キャラクター「いちまる」と旅をしながら学習
- ゲーム要素が強いアプリ
- 困ったら「いちまる」がしりもじヒントを出してくれる
- 子どもが楽しんで学習できる
[評価]
漢検合格目指して、漢字検定公式キャラクターの「いちまる」と漢字絵を学びながら家族を探す旅に出るストーリー
日本が舞台。6つのエリアが漢検10~5級のレベルになっている。1エリア20ステージが3面と春・夏・秋・冬とシーズンもある。日本各地の名所や名産が随所に現れて各地域の文化を感じながら学ぶことができます
ステージは地方ごとに級が分けられているので十分な学習量があります。スマホでの書き取り練習もしっかりできます
「いちまる」と対話することや着せ替えができます。わからない漢字が出てきたら、いちまるから「しりもじ」でヒントをだしてくれます。子ども一人で進めていくことができます。楽しみながら学習できるアプリです。
※漢検協会発行の累計発行部数44万部突破の人気「いちまるシリーズ」より出題されています。
[口コミ]
- 子供たちが楽しく利用しています
- 無料なのに内容は非常に充実しています
- ハマって毎日やり込んでいます
- とても良く出来ていて書いた字もスッと認識してくれます
- 何より可愛くて楽しい工夫が沢山です
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漢字検定チャレンジ(6級以上)
おすすめ度★★★☆☆
- 漢字検定2・準2・3・4・5・6級に対応
- 「読み・書き・四字熟語・部首」のメニュー
- ゲーム感覚の漢検漢字アプリ
- 「サバイバル」で全国順位を競える
(分野別に時間を図って問題解く形式)
- 全1,494漢字が学習
[評価]
ゲーム感覚で漢字の学習ができるアプリです。問題数も豊富です。全国のユーザーと順位を競ったり、自己ベストを計測できるような子どもがやる気になうようなしかけがあります。
[口コミ]
- 漢検の勉強を補助するのに最適なアプリ
- サバイバル形式なのがいい
- これを使っている友達はほぼ格できた
- 漢字が好きなのでやってみました。とても面白いです
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手書き漢字ドリル1026
おすすめ度★★★☆☆
- 学校ネット株式会社の「はんぷく」学習シリーズ
- 教育専門誌や書籍に紹介
- メニューは学年ごと(1回5問)
- 楽しく継続して利用できる内容
[評価]
シンプルでわかりやすい設計です。問題で満点をとると「よくできました」や「免許皆伝」マークが付く楽しいしかけがあります。指で画面に漢字を書くと、漢字が自動的に認識されます。答えを見ると、漢字の書き順も表示されて、なぞって漢字の書き取りの練習ができます。
[口コミ]
- とても使いやすいです
- 練習できる漢字を選べる機能がついたらもっといいと思います
- 漢字を書くいい練習だと思います
※「はんぷく」学習シリーズは、累計1,500万ダウンロードを超える人気シリーズになっています。
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まなニャン 小学漢検 かきとりクイズ
おすすめ度★★★☆☆
- 小学1年~6年生学年別メニュー
- 全学年1,500問 漢字書取りメニュー
- ネコのキャラクター「まなニャン」と楽しく漢字検定の勉強ができる
- 漢字検定5・6・7・8・9級に対応
- 漢検の級ごとにメニューが分かれていて、漢検対策もバッチリ
[評価]
マナニャンと一緒に「読み方」「書き取り」「筆順」の問題を解きながら学習していきます。正解すると「まなニャン」は大好物の魚を食べられて大満足します。
「まなニャン」のおなかに漢字を書いて正解すると、「まなニャン」の大好物のちくわを食べられて満腹になります。子どもが楽しんで学習できるようになっています。
[口コミ]
- 使いやすいやすくてハマっております
- 学年を選べるところがいい
- おもしろいです
参考:「漢検クイズ 5~10級対策」
まなにゃんシリーズで漢字検定5級・6級・7級・8級・9級に対応したアプリです
アプリ教材のデメリット
漢字検定に限らずアプリ教材はたのしく学習できるしかけがあって、子どもが興味・関心を持つきっかけになる可能性はあります。
しかし、紙の教材と違って、画面上のため狭い範囲での学習です。書き込んだり、見返したりが自由にできません。紙のテキストの方が書き込む量が圧倒的に多くなります。
この「書く=アウトプット」の作業は勉強において非常に重要だと思います。私も高校受験で早慶を目指して勉強しましたが、大量のノートを買って何度も書きながら勉強しました。頭でわかっているつもりでもかけなければ理解度は低いのです。
「書く」ことを繰り返すことで、自分の本当の学力となっていくと思います。アプリ教材もいいところはありますので、うまく特徴を理解して活用することが重要です。
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最後に(まとめ)
アプリ教材は子どもがたのしく学習できるしかけがあるのでアプリを使えば、漢字の勉強に興味・関心を持つきっかけになるかもしれません。 子どもが好きになれるか手軽に始められますので、ぜひダウンロードしてみてください。
なお、このブログでは漢字検定を受検する小学生のための記事もあります。あわせて読むことをおすすめします。