- 算数オリンピックってどんな大会?
- 普通の小学生でも参加できる?
- どんな勉強をすればいい?
- おすすめの問題集は?
算数が好き・得意なお子さんを持つと、算数オリンピックへの挑戦を考えるご家庭もあるのではないでしょうか。算数オリンピックは、小・中学生が算数・数学の思考力や発想力を競う大会です。

学校の算数とは少し違い、公式を覚えるだけでは解けないような問題も出題されます。じっくり考え、「どうすれば解けるのか」を試行錯誤する力が求められます。
私は中学受験では全落ちして公立中学校へ進学しましたが、その後、高校受験では早慶附属高校に全勝しました。その経験から感じるのは、算数・数学は「考える力」を伸ばすことがとても大切だということです。特に、算数が好きで難しい問題を解くことを楽しめる子にとって、算数オリンピックは大きな目標になります。
この記事では、算数オリンピklクについて次のような視点で分かりやすく解説します。
- 算数オリンピックとはどんな大会なのか
- 小学生は参加した方がいいのか
- キッズBEE・ジュニア算数オリンピックの違い
- 算数オリンピックの難易度
- 効果的な勉強方法
- おすすめの問題集・過去問
- 算数の基礎力・思考力を伸ばす学習方法
算数が好きなお子さんなら、算数オリンピックへの挑戦を一つの目標にしてみましょう。
小学生に算数オリンピックはおすすめ?
結論からいうと、算数が好きな子・難しい問題を考えることが好きな子には、算数オリンピックへの挑戦をおすすめします。一方で、すべての小学生におすすめするわけではありません。
算数オリンピックがおすすめの小学生
次のようなお子さんには特に向いています。
- 算数が好き
- 学校の算数では物足りない
- 難しい問題を考えるのが好き
- パズルや図形問題が好き
- 算数を先取りしている
- 中学受験で難関校を目指している
- 全国レベルの問題に挑戦してみたい
算数オリンピックの魅力は、単に「計算が速い子」を競う大会ではないところです。「どう考えれば解けるのか」という思考力や発想力が試されます。難しい問題に時間をかけて取り組み、自分の力で答えにたどり着いたときの達成感は大きなものがあります。
また、「ファイナル進出」「メダル獲得」といった明確な目標を持つことで、算数をさらに勉強するきっかけにもなります。

算数が苦手な子は無理に挑戦しなくていい
一方、算数が苦手な子に、いきなり算数オリンピックの難問を解かせる必要はありません。難しい問題ばかりを与えてしまうと、「算数=難しくて嫌なもの」になってしまう可能性があります。
まずは学校の算数をしっかり理解し、「問題が解けた!」「算数って面白い!」という経験を積むことの方が大切です。基礎力をつけて少しずつ難しい問題や思考力問題へ進んでいけば十分です。
まず算数の基礎力を固める
算数オリンピック対策というと、すぐに難問や過去問を解きたくなります。しかし、最初に大切なのは学校で習う算数の基礎をしっかり身につけることです。そのうえで、基礎固め → 先取り学習 → 思考力問題 → 算数オリンピック過去問という順番でレベルを上げていくのがおすすめです。
家庭だけで基礎固めや先取り学習を進めるのが難しい場合は、オンライン学習を利用する方法もあります。
\まずは家庭学習の習慣づくりから/
算数の基礎を固めたら、いよいよ算数オリンピック特有の問題に挑戦していきましょう。
算数オリンピックとは
算数オリンピックとは、小学生・中学生を対象に、算数・数学の思考力や発想力を競う大会です。
1992年に第1回大会が開催され、現在まで続いています。一般的な学校のテストとは違い、単純な計算力や暗記した公式だけでは解けない問題が多く出題されるのが特徴です。
算数オリンピックでは、次のような項目からじっくり考えなければ解けない問題が出題されます。
- 数の性質
- 図形
- 規則性
- 場合の数
- 論理・推理
- パズル的な問題
そのため、学校の算数で100点を取れる子でも、算数オリンピックの問題を初めて見ると「全然わからない」ということも珍しくありません。逆に、計算スピードはそれほど速くなくても、パズルや難問を考えることが好きな子が力を発揮することもあります。
算数オリンピックは中学受験の模試ではない
ここは保護者の方に知っておいてほしいポイントです。算数オリンピックは、中学受験の合格可能性を判定するための模試ではありません。算数・数学の楽しさを知り、子どもたちの思考力や独創性を伸ばすことを目的とした大会です。
そのため、「算数オリンピックで高得点=難関中学に合格できる」という単純なものではありません。ただし、難しい問題を最後まで考える力や、さまざまな角度から解法を探す力は、中学受験の算数にも役立ちます。
特に難関中学校では、単純な計算問題だけでなく思考力・発想力が必要な問題も出題されます。算数が得意で難関中学を目指している子なら、算数オリンピックへの挑戦は良い経験になるでしょう。

算数オリンピックの大会種目
算数オリンピックには、学年に応じて複数の大会があります。小学生の場合、主に次の3大会をチェックしておけばよいでしょう。
| 大会 | 主な対象 |
| キッズBEE | 小学1~3年生 |
| ジュニア算数オリンピック | 小学5年生以下 |
| 算数オリンピック | 小学6年生以下 |
中学生向けには「ジュニア広中杯」「広中杯」もあります。小学生の場合は、学年と算数の実力に合わせて参加する大会を選ぶことがポイントです。
キッズBEE|小学1~3年生
キッズBEEは、小学1~3年生を対象とした算数の大会です。低学年から算数の楽しさに触れてもらうことを目的として開催されています。学校で習った計算を速く解くだけではなく、「どうなるんだろう?」「別の考え方はないかな?」と考える力が求められます。
低学年のうちからパズルや図形問題が好きな子、難しい問題を考えることを楽しめる子にはおすすめです。ただし、小学1~3年生では学力差も大きいため、無理に問題を解かせる必要はありません。
まずは親子で問題を見ながら、算数を楽しむことから始めるとよいでしょう。
ジュニア算数オリンピック|小学5年生以下
ジュニア算数オリンピックは、小学5年生以下を対象とした大会です。キッズBEEより難易度が上がり、本格的な思考力問題が出題されます。学校の算数が得意というだけでなく、次のようなお子さんに向いています。
- 難しい問題を考えるのが好き
- 算数を先取りしている
- 中学受験の勉強をしている
- 算数をもっと伸ばしたい
特に小学4・5年生で算数が得意な子なら、挑戦する価値があります。
算数オリンピック|小学6年生以下
算数オリンピックは、小学6年生以下が参加できる大会です。全国の算数が得意な小学生が集まり、思考力・発想力を競います。問題の難易度は高く、学校の算数だけで上位を目指すのは簡単ではありません。
ファイナル進出を目標にするのであれば、学校の算数を理解していることに加えて、過去問や思考力問題を使った対策も必要になってきます。中学受験をする小学6年生の場合は、受験勉強とのバランスも考えて参加を決めましょう。
算数オリンピックそのものを楽しめる子なら挑戦する価値がありますが、受験勉強を削ってまで無理に参加する必要はありません。

どの大会に参加すればいい?
迷った場合は、まず学年を基準に考えましょう。
小学1~3年生
→ キッズBEE
小学4~5年生
→ ジュニア算数オリンピック
小学6年生
→ 算数オリンピック
ただし、算数オリンピックは「学年相当の問題が解ければ大丈夫」という大会ではありません。参加を決める前に、実際の過去問を親子で一度見てみることをおすすめします。
問題を見た子どもが、「難しそうだけど解いてみたい!」と思うのであれば、算数オリンピックに向いている可能性があります。反対に「こんなのやりたくない」と感じるのであれば、無理に参加させる必要はありません。算数が好きになることの方が、長い目で見れば大切です。

算数オリンピックの勉強方法
算数オリンピックで良い成績を取るためには、いきなり難しい過去問ばかりを解くのではなく、段階的にレベルを上げていくことが大切です。おすすめの勉強方法は次の順番です。
① 算数の基礎を固める
↓
② 先取り学習をする
↓
③ 思考力・発想力を鍛える問題を解く
↓
④ 算数オリンピックの過去問を解く
↓
⑤ 間違えた問題を繰り返し解く
特に重要なのが、「解けなかった問題をそのままにしないこと」です。難しい問題をたくさん解くだけでは、なかなか実力は伸びません。解説を読んで、「なぜこの考え方をするのか」「自分はどこで考え方を間違えたのか」まで理解し、もう一度自分の力で解けるようにしましょう。
①まずは算数の基礎を固める
算数オリンピックは難問が多い大会ですが、だからといって基礎を飛ばしてよいわけではありません。むしろ、計算・割合・速さ・図形・場合の数などの基礎がしっかり身についていることが重要です。基礎的な計算で時間がかかってしまうと、難しい問題を考えるところまで進めません。
まずは学校で習っている算数について、「教科書レベルの問題ならほぼ確実に解ける」状態を目指しましょう。学校の算数で苦手な単元がある場合は、算数オリンピック対策よりも先に苦手をなくすことをおすすめします。
②先取り学習をする
学校の算数が十分理解できている子は、先取り学習を始めましょう。特に算数が得意な子の場合、学校の進度だけに合わせる必要はありません。理解できるのであれば、自分の学年より上の内容へ進んでいくことで、使える知識が増えていきます。
ただし、「先に進むこと」そのものを目的にしないことが大切です。公式だけ覚えて先へ進むのではなく、「なぜこの答えになるのか」まで理解してから次へ進みましょう。家庭で基礎固め・先取り学習するなら家庭学習で算数の基礎固めや先取り学習を進める方法もあります。
特に、「塾に通うほどではないけれど、学校より少し先まで勉強させたい」「家庭学習の習慣をつけたい」というご家庭なら、オンライン学習を利用するのも一つの方法です。
\自宅で算数の基礎固め・先取り学習/
算数オリンピック専用の対策講座ではありませんが、まず必要となる算数の基礎力を身につけるための家庭学習として活用できます。算数オリンピックの難問へ進む前に、土台となる算数力をしっかり作っておきましょう。
③思考力・発想力を鍛える問題を解く
基礎が身についたら、次はすぐには解き方がわからない問題に挑戦します。ここからが算数オリンピック対策として重要になります。次のような問題では、答えを出すことだけが目的ではありません・
- 図形問題
- 数の規則性
- 場合の数
- 数理パズル
- 論理問題
- 条件整理が必要な文章題
こうした問題では、答えを出すことだけが目的ではありません。自分で解き方を考える時間を作ることが大切です。
わからないからといって、すぐに解説を見るのはおすすめしません。図を書いたり、表を作ったり、簡単な数字に置き換えたりしながら、自分なりに考えてみましょう。
④算数オリンピックの過去問を解く
思考力問題に慣れてきたら、実際の算数オリンピックの過去問に挑戦します。過去問は非常に重要です。実際に出題された問題を解くことで、「算数オリンピックでは、どのような考え方が求められるのか」がわかってきます。
最初はまったく解けない問題があっても問題ありません。まずは時間を気にせず、じっくり考えてみましょう。慣れてきたら本番を想定して時間を計ります。過去問は一度解いて終わりではなく、解けなかった問題を何度も解き直すことが重要です。
⑤解説を読んで「解き方」を身につける
算数オリンピック対策で最も大切なのは、ここだと思います。答え合わせをして、「間違えた。答えは○○だった」で終わらせてはいけません。解説を読み、「どうしてこの発想になるのか」を理解します。そして数日後、答えを見ずにもう一度解いてみましょう。自分の力だけで最後まで解ければ、その問題で使われている考え方が身についてきたと考えられます。

算数オリンピック対策はいつから始める?
算数オリンピック対策を始める時期に、絶対的な正解はありません。算数が好きな子なら、低学年からパズルや思考力問題に触れるのもおすすめです。
ただし、低学年から「算数オリンピックでメダルを取るための勉強」をさせる必要はないと思います。低学年では、「算数って面白い」と思えることを優先しましょう。小学1~3年生ならキッズBEE、小学4~5年生ならジュニア算数オリンピックなど、学年に応じた大会を一つの目標にできます。
大会への参加を決めたら、過去問を確認して現在の実力差を把握し、必要な対策を始めましょう。
算数オリンピック対策に過去問は必須
ファイナル進出や上位入賞を目指すのであれば、過去問演習は必ず取り入れたい対策です。学校の問題集だけでは、算数オリンピック独特の問題に慣れることが難しいからです。 過去問を使うときは、次の方法がおすすめです。
1回目:時間を気にせず自分で考える
2回目:解説を読んで解法を理解する
3回目:何も見ずにもう一度解く
4回目:時間を計って解く
大切なのは、過去問を何年分やったかではなく、「解けなかった問題を自分で解けるようになったか」です。1問の難問について30分考えることも、算数オリンピック対策では決して無駄ではありません。考え抜く経験そのものが、算数の思考力を伸ばしてくれます。
算数オリンピック対策におすすめの問題集
算数オリンピック対策では、「思考力を鍛える問題集」+「算数オリンピックの過去問題集」という組み合わせがおすすめです。最初から過去問だけに取り組んで難しすぎる場合は、思考力系の問題集から始め、徐々に難易度を上げていきましょう。
特にファイナル進出を目指す子は、過去問を繰り返して算数オリンピック独特の出題に慣れることが重要です。次に、算数オリンピック対策におすすめの問題集を具体的に紹介します。
算数オリンピック対策におすすめの問題集
算数オリンピック対策では、学校で使う一般的な問題集だけでは十分とはいえません。算数オリンピックでは、計算力だけでなく、思考力・発想力・論理的に考える力が求められるからです。
そこでおすすめなのが、「思考力を鍛える問題集」+「算数オリンピックの過去問題集」という組み合わせです。まず思考力問題に慣れ、その後に実際の過去問へ進んでいきましょう。
算数オリンピック過去問題集
おすすめ★★★★★
算数オリンピックを目指すなら、まず取り組みたいのが過去問題集です。実際に出題された問題を解くことで、一般的な小学生向け問題集とは違う、算数オリンピック特有の問題に慣れることができます。特に、トライアル突破やファイナル進出を目指す子には過去問演習は欠かせません。
ただし、最初からすべての問題を解ける必要はありません。算数オリンピックの問題は難しいので、「解けなかった問題から新しい考え方を学ぶ」ことも大切な勉強です。一度解いて終わりにせず、解説を理解したあとに、もう一度自分の力だけで解いてみましょう。
こんな子におすすめ
・算数オリンピックへの参加を決めている
・トライアル突破を目指している
・ファイナル進出を目指している
・本番と同じレベルの問題を解きたい
\算数オリンピック対策用問題集/
キッズBEE過去問題集
おすすめ★★★★★
小学1~3年生でキッズBEEに参加するなら、キッズBEEの過去問題集がおすすめです。キッズBEEでは、学校で習った計算ができるだけではなく、柔軟に考える力やひらめきが必要になります。
低学年の場合、難しい問題を無理に解かせるよりも、「どうやったら解けるかな?」と親子で一緒に考えてみるのもよいでしょう。すぐに答えを教えず、図を書いたり、実際に物を動かしたりしながら考えさせることで、算数への興味につながります。
キッズBEEでは「正解すること」以上に、「考えることを楽しめるか」が大切だと思います。
\算数オリンピック対策用問題集/
『明日への算数』
おすすめ★★★★☆
算数オリンピック対策として、思考力を鍛えたい子におすすめの教材です。学校の算数問題とは違い、一つひとつの問題についてじっくり考えるタイプの問題に取り組めます。算数オリンピックの過去問がまだ難しすぎる子は、こうした問題集で考える力を鍛えてから過去問へ進むのもよいでしょう。
特に「計算問題は得意だけれど、初めて見る問題になると手が止まってしまう」という子には、思考力問題へ取り組む意味があります。算数オリンピックでは、覚えた解法をそのまま当てはめるだけでは解けない問題も出題されます。日頃から「自分で考える」問題に触れておきましょう。
\算数オリンピック対策用問題集/
算数オリンピックの問題集は何冊必要?
問題集をたくさん買う必要はありません。1冊をしっかりやり切ることをおすすめします。
①思考力系問題集を1冊
↓
②算数オリンピック過去問題集
↓
③間違えた問題を繰り返す
このような流れで十分です。問題集を次々に買って1回ずつ解くより、同じ問題を時間を空けて解き直し、「以前解けなかった問題を、自分の力で解けるようにする」ことを重視しましょう。
参考

算数オリンピック対策に塾は必要?
「算数オリンピックを目指すなら、専門の塾に通った方がいい?」と迷う保護者の方もいるでしょう。結論からいうと、必ずしも塾は必要ありません。算数が好きな子なら、市販教材や過去問を使った家庭学習でも十分に挑戦できます。
一方で、トライアル突破やファイナル進出、さらにメダル獲得まで目指すのであれば、専門的な指導を受けることも選択肢になります。算数オリンピックの難問では、答えだけでなく、次のように考え方そのものを学ぶことが重要だからです。
- どこに注目するのか
- どのように条件を整理するのか
- なぜその解き方を思いつくのか
算数の基礎力を伸ばしたいなら東進オンライン学校
まだ算数オリンピック専門対策を始める段階ではなく、「まず学校の算数を得意にしたい」「家庭学習の習慣をつけたい」「算数を先取りしたい」という小学生なら、オンライン学習から始める方法もあります。
私がおすすめしているのが東進オンライン学校 小学部です。算数オリンピック専用教材ではありませんが、算数オリンピックへ挑戦するためにも、まず土台となる算数力をしっかり身につけることが大切です。
\まずは家庭で算数の基礎力を伸ばす/
まずは資料請求をして、家庭学習の進め方を確認してみるのもおすすめです。
本格的に上位を目指すなら算数専門の指導も検討
すでに学校の算数では物足りず、難しい問題をどんどん解きたい子なら、算数オリンピックレベルの問題を扱う塾や講座を検討してもよいでしょう。特にファイナル進出を目指す段階になると、単純な先取り学習だけではなく、難問に対する思考力・発想力を伸ばすトレーニングが重要になります。
ただし、算数オリンピックのために無理に塾へ通わせる必要はないと思います。
一番大切なのは、「もっと難しい問題を解いてみたい」と子ども自身が思っていることです。算数が好きで、自分から挑戦したい子であれば、算数オリンピックはその力をさらに伸ばす、とても良い目標になります。

算数オリンピック対策におすすめの塾
算数オリンピックは、学校の算数が得意というだけでは簡単に上位へ進める大会ではありません。特にトライアルを突破してファイナル進出を目指す場合は、初めて見る難問を自分で考え抜く力が必要になります。
家庭学習だけでは難しいと感じたら、算数オリンピックや思考力問題に対応した塾・講座を利用するのも一つの方法です。
IMAインターネット算数・数学アカデミー
算数・数学の難問に挑戦したい子におすすめが、IMAインターネット算数・数学アカデミーです。通常の学校の算数のように、公式を覚えて同じような問題を繰り返すだけではなく、じっくり考えて答えを導き出す力を鍛えることを重視しています。
算数オリンピックや数学オリンピックなどを目指す子にとって、こうした思考力を鍛える学習は相性がよいでしょう。特につぎのような子は検討してみてもよいでしょう。
- 算数が大好き
- 学校の算数では物足りない
- 難問を考えるのが好き
- 算数オリンピックでファイナルを目指したい
- 将来的に数学オリンピックにも挑戦したい
ただし、算数オリンピックに参加するからといって、必ず専門塾へ通う必要があるわけではありません。まずは過去問を解いてみて、子どもが「もっと難しい問題をやってみたい!」と思うようであれば、専門的な学習へ進むのがおすすめです。
\資料請求は/
中学受験をする小学生にも算数オリンピックはおすすめ?
中学受験を予定している小学生の場合、算数オリンピックに挑戦する価値はあると思います。特に難関中学校を目指していて、すでに算数が得意な子にはおすすめです。算数オリンピックの問題に取り組むことで、次のような力を鍛えることができます。

・条件を整理する力
・図形をイメージする力
・場合分けして考える力
・規則性を見つける力
・最後まで考え抜く力
これらは難関中学の算数でも必要になる力です。ただし、ここで注意したいのは、算数オリンピック対策と中学受験対策は同じではないということです。中学受験を予定している場合は、志望校対策や塾のカリキュラムを優先しましょう。
そのうえで算数が得意で余裕がある子が、さらに思考力を伸ばすために算数オリンピックへ挑戦するのがよいと思います。

算数オリンピックについてよくある質問

Q.算数オリンピックは何年生から参加できますか?
小学1~3年生には「キッズBEE」、小学5年生以下には「ジュニア算数オリンピック」があります。小学6年生まで参加できる「算数オリンピック」もあるため、学年に応じた大会を選びましょう。
低学年から難しい問題に触れることはできますが、無理に参加させる必要はありません。子ども自身が算数を楽しんでいることを最優先にするのがおすすめです。
Q.算数オリンピックの難易度は高いですか?
難易度はかなり高いと考えておいた方がよいでしょう。学校のテストで100点を取っているからといって、算数オリンピックの問題が簡単に解けるとは限りません。
単純な計算力よりも、思考力・発想力・論理的に考える力が必要だからです。まずは過去問を1年分解いてみると、現在の実力と算数オリンピックの難易度がわかります。
Q.算数オリンピックは独学でも対策できますか?
参加するだけであれば、独学でも十分可能です。まず学校の算数をしっかり理解したうえで、思考力系の問題集や算数オリンピックの過去問に取り組みましょう。一方、ファイナル進出やメダル獲得を本格的に目指す場合は、算数専門塾などを利用する方法もあります。
Q.算数オリンピック対策はいつから始めればいい?
まずは過去問を一度解いてみることをおすすめします。そこで現在の実力を確認して対策を分けると効率的です。
基礎力が不足している
→学校の算数・先取り学習
基礎力は十分ある
→思考力問題・過去問演習
大会直前だけ大量に問題を解くよりも、普段から難しい問題について時間をかけて考える習慣をつけておくことが大切です。
Q.算数オリンピックは中学受験に有利?
算数オリンピックへの参加そのものを、中学受験に直接有利になる資格として考える必要はないでしょう。むしろ大きなメリットは、算数オリンピック対策を通じて難問に対する思考力や粘り強く考える力を鍛えられることです。特に算数が得意で難関中学校を目指している子なら、普段とは違った難問に挑戦する経験には価値があります 。

まとめ|算数が好きな小学生なら算数オリンピックに挑戦してみよう
算数オリンピックは、全国の算数が好きな小学生が思考力や発想力を競う大会です。この記事のポイントをまとめます。
・算数が好き・得意な小学生におすすめ
・低学年ならキッズBEEから挑戦できる
・まずは算数の基礎力をしっかり身につける
・思考力問題で「考える力」を鍛える
・過去問を使って出題形式に慣れる
・解けなかった問題は解説を理解して必ず解き直す
・ファイナルを目指すなら専門的な対策も検討する
私自身、小学生の頃は算数が得意だったわけではありません。その後、中学生になって数学が好きになり、高校受験では早慶附属高校に合格することができました。

その経験からも、難しい問題が解けないからといって焦る必要はないと思います。一方、算数が好きで、「もっと難しい問題を解きたい」「全国の小学生と競ってみたい」という子にとって、算数オリンピックは非常によい目標になります。
まずは過去問を親子で見て、お子さんが「やってみたい」と思うか確認してみましょう。そして算数の基礎力がまだ十分でなければ、いきなり難問ばかりに挑戦するのではなく、日々の家庭学習を習慣化することから始めるのがおすすめです。
\まずは家庭学習の習慣づくりから/
\算数を重点的に伸ばしたい方はこちら/
算数オリンピックを一つの目標として、楽しみながら算数の力を伸ばしていきましょう。
