中学受験しない小学生の勉強法|慶應卒の父が家庭学習と塾選びを解説

*本サイトはプロモーションを含んでいます
  • 中学受験をしないと、勉強で遅れてしまう?
  • 公立中学校へ進学する場合、塾にはいつから?
  • 中学受験をしない場合は何を勉強すればいい?

   

 このように悩んでいるお父さん・お母さんも多いのではないでしょうか。結論からいうと、中学受験をしないからといって、将来の選択肢が狭くなるわけではありません。中学受験のための難問演習に時間を使わない分、次のような学習にじっくり取り組めます。

    

  • 小学校で習う内容の基礎固め
  • 読書による国語力の向上
  • 英語の先取り学習
  • 中学校の数学・英語の準備
  • スポーツや習い事との両立

         

   

 私は公立中学校から高校受験に挑戦し、早慶附属高校に合格しました。その経験から感じるのは、中学受験をするかどうかよりも、小学生の間に勉強習慣と基礎学力を身につけることの方が重要だということです。

   

 この記事では、中学受験をしない小学生に必要な勉強法、塾の選び方、おすすめのオンライン学習サービスについて分かりやすく解説します。

             

中学受験をしないと決めても心配しなくてよい

    

 中学受験をしない理由はさまざまです。

   

  • 自宅から通える私立・国立中学校が少ない
  • 学費や交通費の負担が大きい
  • 子ども本人が受験を希望していない
  • スポーツや習い事を続けたい
  • 家族で過ごす時間を大切にしたい
  • 一度は始めたものの、途中で撤退した

      

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-83.png

 周囲に中学受験をする友達が多いと「このままで大丈夫だろうか」と不安になることもあるでしょう。しかし、私立・国立中学校へ進学することだけが、子どもにとって最善の進路とは限りません。

   

 公立中学校へ進学してから高校受験に挑戦する道もあります。中学受験をしないことで、家族旅行やスポーツ、読書、英語学習などに時間を使えるのも大きなメリットです。大切なのは、受験をしないことを「勉強をしなくてよい」と考えないことです。

   

   

 中学受験をしない場合でも、その先には高校受験や大学受験があります。むしろ小学生のうちから長期的な視点で準備すれば、中学校入学後に好スタートを切りやすくなります。

          

    

中学受験をしないメリット

    

 中学受験をしないメリットは次のとおりです。

   

自由な時間を確保できる 

  

 中学受験をする場合、小学校高学年になると、塾の授業や宿題、テスト対策に多くの時間を使います。受験をしなければ、スポーツや音楽、家族との時間など、子どもが好きなことに取り組めます。

    

高校受験を早く始められる

   

 中学受験特有の難しい算数や特殊な解法を学ぶ代わりに、英語や中学校数学の先取り学習を進められます。特に英語は、短期間で急に身につく科目ではありません。小学生のうちから少しずつ触れておくことで、中学校入学後の負担を軽くできます。

    

   

教育費を抑えやすい

   

 中学受験塾では、通常授業のほかに季節講習、模試、教材費などがかかります。中学受験をしない家庭は、通信教育やオンライン学習を利用することで費用を抑えながら基礎学力を伸ばせます。

    

子どもの成長を待って進路を選べる

    

 小学生の時点では、子どもの興味や得意分野がまだ定まっていないこともあります。公立中学校へ進学し、中学生になってから本人の希望や学力に合わせて高校を選ぶのも、十分に合理的な選択です。

      

中学受験をしない場合に注意したいこと

  

 中学受験をしないことにはメリットがある一方、気をつけたい点もあります。最も注意したいのは、勉強するきっかけを失いやすいことです。受験をする友達は、塾の授業やテストによって一定の学習量を確保しています。

   

 一方、中学受験をしない子は、家庭で何も決めなければ勉強時間が少なくなりがちです。そのため、家庭では次の点を意識しましょう。

  

  • 毎日決まった時間に机へ向かう
  • 学校の宿題だけで終わらせない
  • 苦手な単元を放置しない
  • 読書や英語学習を継続する
  • 小学6年生のうちに中学校の準備を始める

   

 難しい問題を大量に解く必要はありません。重要なのは、基礎を確実に身につけ、学習習慣を途切れさせないことです。     

    

   

中学受験をしない小学生が勉強したい4つのこと

   

 中学受験をしない小学生には、次の4つをおすすめします。

    

  1. 小学校の学習内容を完全に理解する
  2. 読書を習慣にする
  3. 英語を少しずつ先取りする
  4. 小学6年生から中学校の準備を始める

   

それぞれ詳しく解説します。

   

1.小学校の全単元をしっかり理解する

   

 まず優先したいのは、小学校で学ぶ内容の基礎固めです。中学受験用の難問が解けなくても問題ありません。それよりも、学校の教科書や標準レベルの問題を確実に解けることが大切です。

    

 特に算数は、以前に習った内容を使って新しい単元を学びます。例えば、次のような内容を理解できていないと、中学校数学にも影響します。

   

  • 分数・小数の計算
  • 割合
  • 速さ
  • 単位量あたりの大きさ
  • 図形の面積・体積
  • 文章題

    

 国語では、漢字だけでなく、文章を正確に読み取る力を身につけましょう。学校のテストで点数が取れていても、数か月後に同じ問題を解けるとは限りません。市販のドリルや通信教育を使い、以前に習った単元も定期的に復習することが大切です。

     

2.読書を習慣にする

  

 中学受験をしない小学生に、ぜひ取り組んでほしいのが読書です。本を読むことで、次のような力が身につきます。

     

  • 漢字や語彙の知識
  • 文章を速く正確に読む力
  • 話の内容を整理する力
  • 人物の気持ちを想像する力
  • 長い文章に集中する力
  • さまざまな分野の知識

   

 国語力は、国語だけに必要な能力ではありません。算数の文章題、理科・社会の資料問題、英語の長文など、すべての教科で文章を読み取る力が必要です。いきなり難しい本を選ぶ必要はありません。子どもが興味を持つジャンルから始めましょう。

   

  • 小説
  • 伝記
  • 科学の本
  • 歴史漫画
  • 図鑑
  • スポーツ関連の本
  • 子ども向け新聞

   

読書が苦手な子には、写真やイラストが多い本、短い物語、学習漫画から始める方法もあります。

    

    

3.英語を少しずつ先取りする

   

 中学受験をしない家庭には、英語の先取り学習をおすすめします。現在の小学校では、3・4年生で外国語活動、5・6年生で教科としての外国語が行われています。

   

 文部科学省も、小学校段階から英語によるコミュニケーションの基礎を育てる方針を示しています。ただし、学校の授業だけで中学校英語を十分に先取りできるとは限りません。小学生のうちは、次の順番で学ぶと取り組みやすいでしょう。

   

   

低学年

  

  • 英語の歌や動画を楽しむ
  • アルファベットに慣れる
  • 身近な単語を覚える
  • 英語の音を聞く

   

中学年

  

  • フォニックスを学ぶ
  • 簡単な英文を読む
  • 基本的な単語を書く
  • 英検5級レベルの表現に触れる

   

高学年

  • be動詞と一般動詞を学ぶ
  • 疑問文・否定文を理解する
  • 簡単な英文を書く
  • 英検5級・4級に挑戦する
  • 中学1年生の教科書内容を先取りする

   

 英検は必ず受けなければならないものではありません。ただし、学習の目標として利用すると、単語・文法・リスニングをバランスよく学びやすくなります。

   

 小学校卒業までの目標は、子どもの英語経験によって変わります。無理に英検4級以上を目指すのではなく、まずは5級レベルをしっかり理解することを優先しましょう。

    

4.小学6年生から中学校の準備を始める

   

 中学受験をしない子にとって、特に重要なのが中学校入学前の準備です。おすすめの開始時期は、小学6年生の秋から春休みにかけてです。少なくとも春休みには、次の内容に触れておきましょう。

   

数学

  • 正負の数
  • 文字式の考え方
  • 小学校算数の総復習

   

英語

  • アルファベットとローマ字の違い
  • be動詞
  • 一般動詞
  • 英単語の読み書き
  • 基本的な疑問文

   

 中学校では、授業の進度が小学校より速くなります。入学前に少しでも内容を知っていると、授業を理解しやすくなり、定期テストに向けた学習にも余裕が生まれます。

   

 ただし、先取りを急ぎすぎて、小学校の苦手単元を残してはいけません。基本的には、「小学校の復習を終える」→「中学校の英語・数学を少し先取りする」という順番がおすすめです。

    

       

中学受験をしない家庭の1日の勉強時間

    

 必要な勉強時間は、学年や理解度によって異なります。目安としては、次の程度から始めるとよいでしょう。

   

学年家庭学習時間の目安
小学1・2年生15~30分
小学3・4年生30~45分
小学5年生45~60分
小学6年生60~90分

   

 大切なのは、長時間勉強することではありません。毎日無理なく続ける方が効果的です。例えば小学5・6年生なら、次のように分けられます。習い事がある日は短くし、時間が取れる日に復習量を増やしても構いません。

    

  • 算数:20分
  • 国語・読書:20分
  • 英語:15分
  • 学校の宿題や復習:15分  

        

    

中学受験をしない子に塾は必要?

    

 中学受験をしないからといって、必ず塾へ通う必要はありません。次のような子は、家庭学習や通信教育でも十分に学べる可能性があります。

    

     

  • 学校の授業を理解できている
  • 毎日自分から勉強できる
  • 保護者が学習状況を確認できる
  • 分からない問題を放置しない
  • 市販教材やオンライン教材を継続できる

  

一方、次のような場合は塾を検討しましょう。

   

  • 学校の授業についていけない
  • 苦手科目がはっきりしている
  • 家庭では勉強を始められない
  • 保護者が教えると親子げんかになる
  • 高校受験に向けて早めに準備したい
  • 地域の定期テストや高校入試情報が必要

   

 「周りが通っているから」という理由だけで決めるのではなく、子どもの状況に合わせて選ぶことが重要です。

     

     

   

中学受験をしない子の塾の選び方

   

 中学受験をしない場合、塾を選ぶときは「合格実績の多さ」だけで判断しないようにしましょう。確認したいポイントは次の5つです。

   

学校の基礎を重視しているか

   

 中学受験用の難問ではなく、教科書レベルの理解や苦手克服に対応しているか確認します。

   

中学校の先取り学習ができるか

   

 小学6年生になったら、中学英語や数学を学べる塾が便利です。

   

子どもが無理なく続けられるか

   

 授業の難易度、通塾時間、宿題量、先生との相性も重要です。

   

質問できる環境があるか

    

 映像授業だけの場合、分からないところを自分で解決できない子もいます。質問対応や保護者向けのサポートを確認しましょう。

   

費用が家庭の予算に合うか

   

 月謝だけでなく、教材費、季節講習費、模試代、入会金も確認します。

      

    

通塾型とオンライン学習はどちらがいい?

   

 それぞれに向いている家庭があります。

   

比較項目通塾型オンライン学習
学習管理先生が管理しやすい家庭での管理が必要
質問その場でしやすいサービスによって異なる
費用高くなりやすい比較的安い
通塾時間必要不要
先取り塾の進度による自分のペースで進めやすい
向いている子一人では勉強しにくい子自分で取り組める子

    

 中学受験をしない小学生には、まず低価格のオンライン学習を試し、続けるのが難しい場合に通塾型を検討する方法もあります。

    

中学受験をしない家庭におすすめのオンライン学習3選

   

 ここでは、学校の復習や先取り学習に利用しやすいサービスを紹介します。料金やキャンペーンは変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

   

東進オンライン学校 小学部

   

 東進オンライン学校小学部は、四谷大塚と東進の講師による映像授業を自宅で受講できるサービスです。主な特徴は次のとおりです。

   

  • 年長から小学6年生まで対応
  • 算数・国語を中心に学べる
  • 小学3~6年生は理科・社会にも対応
  • 学校内容の理解を重視した標準講座
  • 演習や毎日のトレーニングがある
  • 自宅で繰り返し視聴できる

    

 公式サイトでは、月額2,178円から利用できると案内されています。学年や支払い方法によって料金が異なるため、最新の受講料は公式ページで確認しましょう。

   

東進オンライン学校が向いている子

   

  • 分かりやすい映像授業を受けたい
  • 学校の内容をしっかり理解したい
  • 国・算・理・社をバランスよく学びたい
  • 自宅学習の習慣をつけたい

   

注意点

   

 映像授業は、視聴するだけでは学力が定着しません。授業後に問題を解き、間違えた部分を復習することが大切です。

     

\東進オンライン学校小学部の公式HP/

東進オンライン学校 小学部

         

スタディサプリ小学講座

   

 スタディサプリ小学講座は、短い映像授業と演習を利用できるオンライン学習サービスです。主な特徴は次のとおりです。

   

  • 小学1年生から利用できる
  • 小学4~6年生は映像授業が充実
  • 1回約10分の授業が中心
  • 学年を越えた復習・先取りができる
  • 小学から高校までの学習内容を利用できる
  • 保護者が学習状況を確認できる

    

 公式サイトによると、Web申し込みのベーシックコースは月額2,178円で、初期費用はありません。小1~高3までのコンテンツを追加料金なしで利用できると案内されています。

   

スタディサプリが向いている子

   

  • 短時間の授業なら集中できる
  • 苦手な学年まで戻って復習したい
  • 中学校や高校の内容を先取りしたい
  • 費用を抑えたい
  • 自分で学習計画を立てられる

    

注意点

   

 自由度が高いため、何を勉強するか決めないままでは利用しなくなる可能性があります。保護者が週に一度、学習履歴を確認すると続けやすくなります。

   

\スタディサプリ小学講座の公式HP╱

スタディサプリ小学講座

      

e点ネット塾

    

 e点ネット塾は、映像授業を定額で視聴できるオンライン学習サービスです。小学生コースでは国語・算数を中心に、小学1~6年生の内容を学べます。授業は短時間で構成され、自分の苦手な単元を選んで復習できます。

  

 公式サイトでは、小学生コースの通常価格は月額3,300円、キャンペーン価格は月額2,860円と案内されています。料金は支払い方法やキャンペーンによって変わります。

    

e点ネット塾が向いている子

   

  • 必要な単元だけ学びたい
  • 短い映像授業を繰り返し見たい
  • 学校の復習を中心に進めたい
  • 低価格でオンライン授業を使いたい

   

注意点

  

 サービス内容や料金ページによって表記が異なる場合があるため、申込画面で総額を確認しましょう。

    

\e点ネット塾の公式HP/

「e点ネット塾」

          

3つのオンライン学習を比較

    

サービス特徴向いている家庭
東進オンライン学校講師の映像授業と演習授業の分かりやすさを重視したい
スタディサプリ短時間授業・学年を越えた学習復習と先取りを自由に進めたい
e点ネット塾単元別の映像授業苦手単元を低価格で復習したい

    

 迷った場合は、無料体験やお試し期間を利用し、次の点を比べてください。そして、サービスの知名度だけでなく、子どもが継続できるかどうかで選びましょう。

   

  • 子どもが自分から画面を開くか
  • 授業の説明を理解できるか
  • 問題演習まで続けられるか
  • 保護者が管理しやすいか
  • 料金に見合う使用頻度になるか

    

   

英語を本格的に学ぶなら専用講座も検討する

    

 オンライン学習サービスでも英語は学べますが、英検対策や発音、会話まで学びたい場合は、英語専用講座を利用する方法もあります。

      

英検ネットドリル

   

   

 英検ネットドリルは、英検対策教材をパソコンやタブレットで学べるオンライン教材です。単語、熟語、過去問題、確認テスト、弱点チェックなどを利用できます。公式サイトでは、5級から準1級までのコースがあり、1年間使い放題の料金制となっています。料金は次のとおりです。

     

   

受験級1年間の料金(税込)
5級8,470円
4級9,680円
3級10,890円
準2級11,990円
2級11,990円
準1級14,190円

料金は公式ページ掲載時点のものです。

 

向いている子

   

  • 受験する級が決まっている
  • 紙の問題集よりタブレット学習が好き
  • 間違えた問題を繰り返し解きたい
  • 自分のペースで英検対策を進めたい

   

 英検では2025年度から準2級と2級の間に「準2級プラス」が新設されています。教材を選ぶ際は、受験予定級に対応しているか確認しましょう。

    

\英検ネットドリルの公式HP/

【旺文社 英検ネットドリル】

    

中学受験をしない家庭の学年別学習プラン

    

小学1・2年生

  

 この時期は、勉強を嫌いにさせないことが最優先です。

   

  • 毎日10~20分机に向かう
  • 音読する
  • 計算練習をする
  • 好きな本を読む
  • 英語の歌や音声を楽しむ

    

小学3・4年生

   

 学習内容が少しずつ難しくなる時期です。

   

  • 漢字・計算を毎日練習する
  • 分からない単元をその週に復習する
  • 読書を継続する
  • 英語の単語やフォニックスを学ぶ
  • 家庭学習の時間を固定する

   

小学5年生

  

 割合、速さ、分数など、中学校につながる重要単元が増えます。

   

  • 算数の苦手単元を残さない
  • 国語の長文問題に慣れる
  • 英検5級レベルの英語を学ぶ
  • 学校のテストを保存して復習する
  • 自分で学習予定を立てる練習をする

   

小学6年生

   

 中学校入学に向けた総仕上げをします。

   

  • 小学校算数を総復習する
  • 漢字と語彙を復習する
  • 英語の基本文法を学ぶ
  • 正負の数や文字式に触れる
  • 毎日60分程度の学習習慣をつける

   

 春休みだけで急いで学ぶのではなく、秋ごろから少しずつ始めると余裕を持って準備できます。

   

高校受験を見据えて小学生のうちに身につけたい力

   

 高校受験で必要になるのは、難しい問題を早くから解く力だけではありません。小学生のうちに、次の力を身につけておくことが重要です。

   

毎日勉強する習慣

    

 定期テストの直前だけ勉強するのではなく、普段から少しずつ積み上げる習慣が必要です。

  

間違いを直す力

   

 問題を解いて終わりではなく、なぜ間違えたのかを確認する習慣をつけましょう。

   

自分で予定を立てる力

   

 中学校では、複数科目の宿題やテスト勉強を自分で管理する必要があります。

   

分からないことを質問する力

   

 分からないまま放置しないことが大切です。先生や保護者に聞く、解説を見る、別の問題で確認するなど、解決方法を身につけましょう。

   

文章を読む力

   

 国語だけでなく、数学、理科、社会、英語でも問題文を正確に読む力が求められます。

   

よくある質問

   

Q.中学受験をしないと学力差がつきますか?

   

 中学受験をする子は、小学校高学年で多くの学習時間を確保するため、一時的に学力差が広がることはあります。ただし、その差が将来まで続くとは限りません。中学受験をしない子でも、基礎学力と学習習慣を身につけ、中学校で継続して勉強すれば高校受験で十分に挽回できます。

    

Q.小学生から高校受験塾に通う必要はありますか?

   

 必ずしも必要ではありません。学校の授業を理解でき、家庭学習を継続できているなら、通信教育や市販教材でもよいでしょう。ただし、家庭で勉強できない、苦手が増えている、高校受験情報が必要という場合は、通塾を検討してもよいでしょう。

   

Q.小学生のうちに英検何級を取るべきですか?

   

 英語を始めた時期によって異なります。初心者は5級、学習経験がある子は4級を目標にするのが一つの目安です。級を急いで上げるより、単語、文法、リスニングを理解したうえで合格することが大切です。

   

Q.中学校の先取りはいつから始めますか?

   

 小学6年生の秋から春休みがおすすめです。ただし、小学校算数に苦手がある場合は、先取りより復習を優先しましょう。

   

Q.中学受験を途中でやめても大丈夫ですか?

   

 大丈夫です。中学受験の勉強で身につけた計算力、読解力、学習習慣は無駄にはなりません。ただし、撤退後に何もしない期間を作らず、高校受験に向けた基礎学習へ切り替えることが重要です。

    

まとめ|中学受験をしなくても高校受験に向けて準備できる

    

 中学受験をしないことは、勉強を諦めることではありません。中学受験のための難問演習に使わない時間を、次のことに使えます。

    

  • 小学校内容の基礎固め
  • 読書と国語力の向上
  • 英語の先取り
  • 中学校数学の準備
  • スポーツや習い事
  • 家族との時間

   

 中学受験をしない家庭で最も大切なのは、毎日の学習習慣を途切れさせないことです。難しい問題を解く必要はありません。小学校で習う内容を確実に理解し、小6から中学校の英語・数学に少しでも触れておけば、入学後の大きな自信につながります。

   

    

 私自身、公立中学校から高校受験に挑戦し、早慶附属高校に合格しました。その経験からも、中学受験をしなかったこと自体が不利になるとは考えていません。進路を決めるのは、小学生の時点での受験の有無だけではありません。子どもに合った方法で基礎を積み重ね、高校受験、大学受験まで見据えて準備していきましょう。