高校受験で志望校に合格するためにはどうしたらいいの?どうしたら勉強ができるようになるの?と疑問をお持ちの方は必見です!
慶應卒の父親が「早慶高校全勝した経験」と「家庭教師の教え子を早大学院へ合格させた経験」から中学生に効果的な勉強方法を教えます。
高校受験に成功するために
中学生のほぼ全員が高校受験を経験します。どうしたら高校受験で志望校に合格できるかについてお話していきます。
中学に入学したら高校受験スタート
中学校に入学したら、すぐに高校受験のことを考えましょう。中学受験に全落ちして公立中学校に進学する方も同じです。中学校では「算数」が「数学」に変わって「英語」が本格スタートします。中学校で新しい内容がたくさんでてきますのでスタートダッシュがとても大切です。
ほぼ全員が経験する高校入試の試験範囲は中学生の全単元です。試験範囲が決まっている学校の定期テストとは異なります。
本番の入試では限られた試験時間内で正解することが求められます。つまり、総合力が必要になります。中学3年生になって本格的に受験勉強を始めては遅いのです。中学生では1・2年生の勉強がとても大切なのです。
また、短期間で成績がアップする方法はありません。受験勉強はマラソンと同じ長期戦です。日々の積み重ねが実力となります。
志望校に絶対に合格したい思うなら、すぐにでも受験勉強を始めましょう。志望校に楽に合格できる方法はありません。高校受験も中学受験と同じように厳しい戦いです。最後まで緊張感を持って臨んだ者が合格の栄冠を勝ち得るのです。
目標とする高校を決めよう
まず、中学生になったら、目標とする高校を決めましょう。自分の実力以上のレベルの学校で構いません。大切なのは入りたいと思えるかどうかです。
自分の実力がよくわからない方は、知っている学校やイメージで決めていいです。憧れの学校を選ぶのも一つです。
受験する高校は最終的に中学3年生の冬に確定すればいいので、中学校1年生の時に目標設定する高校はレベルが高く、入りたいと思える学校を選択するとモチベーションアップにつながります。
大まかな学習計画を立てる
高校受験の入試問題は中学校の全単元から出題されます。成功のポイントの1つは「中学3年生の秋以降に志望校の試験の傾向をつかむために過去問の演習時間を十分に確保すること」です。
そのためには、中学校の全単元をなるべく早く終わらせておく必要があります。中学校に入学したら、中学校の全単元をいつまでに終わらせるかを決めましょう。
遅くとも中学3年生の10月には終わらせたいものです。早慶高校以上の難関校を志望する方は中学3年生の夏休み前までに中学校の全単元を終わらせることが理想です。
中学校の全単元をいつ終わらせるか決めたら、この計画に向かって進みましょう。
勉強の習慣がない方はどうする?
勉強の習慣がついていない方やクラブ活動で疲れて勉強時間が確保できない方はどうすればいいのでしょうか?そんな方には、自宅で授業を受けられるオンライン学習塾「東進オンライン学校中学部」がおすすめです。
オンラインなので、塾に通うための移動時間がありません。クラブ活動で忙しい中学生も時間が効率的に使えます。全国どこからでも自宅で有名講師の授業が受けられます。
そして、主要5教科の全学年の全範囲をいつでも学習できることが大きな特徴です。その他にも「英検3級対策講座」や「定期テストで90点を目指す新学習法」などの講座もあります。
講師よし、授業内容よしの「東進オンライン学校中学部」の月受講料は3,762円(税込)と大変安いです。塾と併用することもできます。
※毎月払の場合の料金2023年7月20日現在
まず、勉強の習慣をつけ基礎を固めにオンライン学習塾「東進オンライン学校中学部」からスタートするのも一つです。
\超おすすめのオンライン学習塾╱
なお、早慶高校以上の難関校を目指す方は、オンライン学習塾では不十分です。中学1年生から合格実績のある進学塾に通うことをお勧めます。
合格実績のある進学塾には、教え方の上手な先生と切磋琢磨できるライバルが集まります。そういう環境で勉強するからこそモチベーションが上がり実力がつくと思います。
中学生の効果的な勉強方法
中学生の勉強の中心となる科目は数学と英語です。高校受験では数学と英語の結果が合否を大きく左右します。
数学の勉強方法
まず、数学の効果的な勉強方法についてお話します。私は小学校時代に算数が苦手で大嫌いな科目でした。それでも高校受験では得意科目になっていました。私の体験から、効果的な数学の勉強方法のポイントは大きく4つです。
1.簡単な問題を繰り返し解く
2.ノートをたくさん使う
3.苦手を克服する
4.どんどん先に進む
1.簡単な問題を繰り返し解く
中学校になると数学で新しく正(+)の数だけでなく負(-)の数がでてきます。そして方程式、関数、円周率はπといように、小が学校の算数とは大きく変わります。
中学校に入学したら、新しい数学に慣れることです。中学校2年生までは難しい問題を無理して解く必要はありません。基本問題を繰り返し演習して学習量を確保することが大切です。
2.ノートをたくさん使う
数学の勉強の中心となる問題集やテキストを1つ決めましょう。本当に簡単なものでいいです。難しいと先に進めなくなります。簡単な問題を確実に解いて自信をつけることが目的です。なるべく問題数が多いものがいいです。インターネットの無料プリントがありますので活用しましょう。
私の息子が中学校1年生の時には、無料プリントをたくさん使いました。数学の勉強では授業を聴く(インプット)だけでは成績は上がりません。ノートを使って演習問題を繰り返す(アウトプット)ことで身についていくのです。
インプットとアウトプットの学習時間の割合は2:8以上のイメージです。数学の勉強は大半がアウトプットの時間ということになります。
何度も繰り返して体で覚えこませるためにノートを使って問題演習することが大切です。ノートは相当な数を使うほど演習問題をしましょう。
3.苦手を克服する
数学が苦手な方は多いと思いますが、数学を得意にするためにはいきなり難しい問題を解かないことがポイントです。
まず、自分が簡単に解ける問題から始めます。そして徐々に難しい問題に進んでいきます。自信をつけながら進んでいくのです。
数学の成績は、得意不得意で成績に大きく差がつきます。数学を苦手科目と考える方は、早く克服しておきたいものです。
塾に通っているけど、数学に苦手意識があるという方は、家庭教師などで個別指導を受けることをおすすめします。勉強のやり方、問題の解き方のコツをしっかり教わりましょう。
今の時代はオンラインの時代です。家庭教師もオンラインなら派遣型に比べて、先生を自由に選べて尚且つ授業料が安いというメリットがあります。
また、クラブ活動で忙しい中学生も自宅で指導を受けられます。数学の苦手克服に向けてオンライン家庭教師を活用しましょう。苦手が克服されたら、家庭教師をやめる前提で始めればいいのです。
私がおすすめする家庭教師と家庭教師比較サイトのリンクを貼っておきますので参考にしてください。
\超おすすめの家庭教師╱
\現役東大生の家庭教師╱
\自分で家庭教師を比較したい方╱
4.どんどん先に進む(先取り学習)
高校受験対策の「中学校の全単元を早く終わらせる計画」に沿って、どんどん先に進んでいくことが重要です。新しいことがたくさんでてきますので、中学2年生までは基本をしっかり身につけておくことが大切です。基本をしっかり身につけながら、理解出来たら、どんどん進んでいきましょう。
数学の先取り学習には、先ほど紹介したオンライン学習塾「東進オンライン学校中学部」がおすすめです。中学生の主要5教科の全学年の全範囲をいつでも学習できるからです。
ネットの時代です。オンライン塾を活用しない手はありません。好きな単元を選んで、どんどん先に進んでいきましょう。
\超おすすめのオンライン学習塾╱
英語の勉強方法
次に英語の効果的な勉強方法を紹介します。英語は語学ですから、短期間で急激に上達できる科目ではありません。毎日の積み重ねが大切になります。英語も授業を受け学んだことを演習して繰り返すことで出来るようになっていきます。とにかく訓練をすることです。ポイントは大きく4つです。
- 基本文法・基本構文を身につける
- 英単語・英熟語を覚える
- 長文を速く読めるように訓練する
- どんどん先に進む
1.基本文法・基本構文を身につける
基本文法・構文をしっかり身につける必要があります。基礎的な参考書を1冊選んで繰り返し勉強してマスターしましょう。ノートに何度も書き出しながら身につけましょう。
2.英単語・英熟語を覚える
英単語・英熟語を覚える方法です。英単語帳1冊に絞って完璧にすることを目標にしましょう。日本語と英文の例文がついているもので、見やすいものを選びましょう。
英単語・英熟語の学習は夜寝る前がおすすめです。毎日、寝る前に約100程度の英単語を声に出して読み、すぐに和訳を見て声に出します。これを何回か繰り返しましょう。英単語・英熟語の学習の注意点は寝転びながらしないことです。
無理に覚えようとしなくていいです。目で見て声に出していればいいです。この学習が終わったらすぐ寝ましょう。
朝起きたらすぐに寝る前に学習した英単語100を復習しましょう。不思議と寝る前に学習した単語が覚えられているでしょう。これは私が使っていた学習方法です。
「睡眠中に脳は学ぼうとしている」という話が本当だと実感できるでしょう。暗記物は寝る前だけでなく、食事の前や移動時間などのすき間時間を有効活用しましょう。毎日コツコツとした積み重ねが実力となっていきます。すき間時間の学習が英語力上達の秘訣の一つなのです。
3.長文を速く読めるように訓練する
高校入試では英語の長文問題が出題されます。長文を速く正確に読むために実私が実践していた学習方法を紹介します。まず、ある程度の基本文法・基本構文を理解していることが前提です。まず、最初は長文の学習は簡単なレベルのものから始めましょう。
辞書を片手に、わからない単語を調べながら読み進めていきます。全体に何が書いてあるか完全にわかるように読んでいきます。始めはゆっくりで構いません。
このように文章を最初から最後までしっかり理解できる感覚を身につけることが大切です。難易度の低いものからスタートして、慣れてきたらレベルを少しずつ上げていきます。
この作業をひたすら繰り返すのみです。これを繰り返すことで徐々に英文を読むスピードがアップしていきます。
4.どんどん先に進む(先取り学習)
英語も数学と同じように「中学校の全単元」を早く終わらせる計画に沿って、どんどん先に進んでいきましょう。先ほどもお話したとおり、先取り学習できる「オンンライン学習塾」の活用がおすすめです。
国語の勉強方法
次に国語の効果的な勉強方法を紹介します。国語は英語と同じ語学なので、短期間で急激に成績が上がる科目ではありません。毎日の積み重ねが大切になります。数学と英語の勉強時間に比べたら国語の勉強時間は少なくても構いませんが、少しずつでも時間を確保することが必要です。ポイントは大きく3つです
- 漢字を暗記する
- 読解力をつける
- 過去問を解く
1.漢字を暗記する
漢字を覚える方法は、英単語を覚える学習と同じです。基本的な参考書1冊をまず選んで完璧にしましょう。漢字の暗記も夜寝る前にするのがおすすめです。毎日寝る前に約100程度の漢字を声に出して読むことです。
書くのではなく目に焼きつけていくイメージです。これを何回か繰り返しましょう。
無理に覚えようと意識しなくていいです。目で見て声に出していればいいです。この学習が終わったらすぐ寝ましょう。但し、この学習方法では寝転びながらしないことが注意点です。
朝起きたらすぐに寝る前に学習した漢字を復習します。私の経験では不思議と寝る前に見た漢字をかなり覚えられていました。
2.読解力をつける
読解力をつけるには本を読むことがおすすめですが、クラブ部活動や習い事で読書の時間確保は難しいものです。数学・英語の勉強時間を十分に確保した方がいいので、あまり時間がとれません。
そこで、おすすめしたいのが中学生新聞を購読することです。中学生新聞は、週1回の発行で、クラブ活動や習い事で忙しい中学生でも無理なく読めます。新聞を読めば、漢字を覚えて読解力がつくだけでなく、時事問題に強くなりますので高校入試にとても役立ちます。中学生には中学生新聞の購読を強くおすすめします。
\中学生新聞を読もう/
過去問演習と試験慣れが大切
高校受験で成功するためには、志望校の入試傾向を把握しておくことが重要ですが、志望校の過去問演習に取り組む前に全国の公立高校の過去問を解くことをおすすめします。「全国入試問題正解(旺文社)」は解説もしっかり書いてありますので活用しましょう。
そして、遅くとも中学3年生の秋から志望校の過去問に取組みましょう。少なくとも志望校の過去問は5年分はやっておきたいです。
過去問の学習はスポーツで言えば実践を想定した練習試合のようなものです。練習試合を多くするほど、本番の入試に通用する実力がついていきます。
そして、本番の入学試験で確実に実力を発揮するために、試験慣れしておくことも大切です。大手塾が開催する公開試験をなるべく多く受けて試験慣れしましょう。
\おすすめの公開テスト/
最後に(まとめ)
私が早慶高校に全勝した体験をもとに高校受験に向けた勉強方法を紹介しました。中学受験に全落ちした私が、高校受験で早慶全勝してリベンジした経験の中で実践してきたことをまとめたものです。
小学校時代に普通の成績であった私も高校受験でレベルアップして成功しました。高校受験は中学校受験と違って、正しく訓練をすれば学力が伸び志望校の合格に近づけます。
簡単な道のりではありませんが、ぜひこの記事を参考に志望する憧れの学校に合格を目指してください。