【中学生の英検】勉強方法とおすすめ教材・問題集を慶應卒の父親が教えます!

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英検を受検しようと考えている中学生は必見です!英検は「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能の習得を確認する試験です。英検合格が英語学習の目標になって英語力アップにつながります。

   

   

この記事では慶應卒の父親が中学生の英検合格のための勉強方法とおすすめの教材・問題集を紹介します。

  

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中学生に英検受検のすすめ

  

 英語の勉強は必要だと思うけど、なかなか勉強が始められない方は、英検受検に申し込みましょう。英検が英語学習の目標になります。目標を持って学習することで英語力アップにつながります。英検を受験しようと思ったら、すぐにでも申し込んで勉強を始めましょう。

   

   

目標は英検合格ですが、合格したら英語学習を終えてはいけません。長期に継続することが大切です。英検合格したら直ぐに次の級を目指しましょう。

  

目的は英語の実力をつけることにあります。合格してすぐに英語の勉強をやめてしまっては意味がありません。

     

    

中学生は英検何級を受ければいいの?

   

 英検は7つの級「5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級」があります。

  

一次試験は筆記とリスニングです。3級から二次試験の面接が加わります。

  

推奨目安主な
受検者
必要な語彙数
5級中学生
初級程度
小学校中学年
~中学生
300~600
4級中学生
中級程度
小学校高学年
~中学生
600~1,300
3級中学生
卒業程度
中学生250~2,100
準2級高校
中級程度
中学生
~高校生
600~3,600
2級高校
卒業程度
中学生
~高校生
800~5,100
準1級大学
中級程度
高校生
~社会人
7,500~9,000
1級大学
上級程度
大学生
~社会人
10,000
~15,000

  

中学1年生は5級、中学2年生は4級、中学3年生は3級が標準の進度ですが、今は小学生が5級と4級を受検します。中学生は早い段階で4級まで合格しましょう。そして、中学卒業までに3級取得を目指しましょう。

  

早慶高校以上の難関校を目指す方は、受験までに準2級・2級合格にチャレンジしましょう。

  

[参考] 英ナビ「英検級 かんたん測定」

  

基礎的な英語力の「単熟語」と「文法」を簡単に測定できます。自分にあった英検受験級を決める目安として活用してみましょう。

  

英ナビ「英検級 かんたん測定」

(測定時間約15分)

     

[参考] 英検の過去問

各級の試験内容と過去1年(3回分)の過去問は日本英語検定協会 公式HPに紹介されています。英検へ挑戦される前に各級の出題内容を確認して級レベルの確認や力試しをしてみましょう。

  

日本英語検定協会 公式HP参照

           

    

英検の試験内容と試験時間

  

 英検の一次試験は筆記試験とリスニングテストです。二次試験はスピーキングテストです。5級・4級のスピーキングテストは合否に関係ありません。各技能とも約60%から70%が合格ラインとなっているようです。

   

筆記  リスニング二次試験
(スピーキング)
5級25分  20分(△3分※)
4級35分  30分(△4分※)
3級50分  25分5分
準2級75分  25分6分
2級85分  25分7分
準1級90分  30分8分
1級100分  35分10分

※5級・4級のスピーキングテストは録音形式です。合否には影響はありません。

   

   

    

    

中学生の英検受検の状況

  

 中高生の英検受検者は、なんと1年間に約300万人近くいます。

  

[中高生の英検受験状況]

        

2020年度志願者数    2,911,389人

2019年度志願者数    3,049,342人

2018年度志願者数    2,964,666人

2017年度志願者数    2,803,213人

2016年度志願者数    2,605,910人

  

参照:公益財団法人「日本英語検定協会」

  

※英検=公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語技能の検定

     

   

英検の検定料

  

2022年度の英検の検定料(個人・本会場)は下表のとおりです。詳しくは、日本英語検定協会公式HPをご覧ください。

  

【2022年度の検定料】

  

  級  個人 本会場 
5級3,900円
4級4,500円
3級6,400円
準2級7,900円
2級8,400円
準1級9,800円
1級11,800円

※単位:円(税込)

  

日本英語検定協会 公式HP参照

    

      

英検の試験日程(2022年度)

  

 英検の試験は年3回行われます。一次・二次試験ともに日本英語検定協会が設置する公開会場(本会場)と申込責任者が定めた申込団体単位の会場(準会場)があります。詳細日程は、日本英語検定協会公式HPで発表されます。

  

 一次試験二次試験
第1回5月末から
6月初旬
6月下旬から
7月初旬
第2回10月初旬から
10月下旬
11月初旬から
11月下旬
第3回1月中旬から
2月上旬
2月下旬から
3月初旬

  

日本英語検定協会 公式HP参照

    

    

英検受検のメリット

  

 英検3級以上で入試の内申点の加点や学科試験免除の「高校入試の優遇」があります。 準2級以上だと「英検での留学認定」「大学入試の優遇」があります。

  

 5級
4級
3級
2級
2級
1級
1級
高校入試の優遇 
英検での留学認定  
センター試験対策  
大学入試の優遇  
大学単位認定   
就職対策   
公務員試験
での加算
    
通訳案内試験
の筆記試験免除
     

         

     

英検学習におすすめの通信教材

  

 英検学習は英会話教室に通うのではなく、自宅でできる通信教材で勉強することがおすすめです。おすすめは次の2つです。

  

英検ネットドリル(旺文社)

  

[おすすめポイント]

  

  

  • 価格が安いのでオススメ!
  • 英検合格者の多くが活用している
  • 旺文社の英検対策問題集「でる順パス単」「英検過去6回全問題集」
  • 「英検予想問題ドリル」が丸ごと収録されたネット教材
  • パソコン版とタブレット版がある
  • 準1級~5級の受検級に合わせて選べる
  • 単語・熟語の和訳や発音がワンクリック
  • ドリル問題は答えを入力すると瞬時に正誤判定、解答・解説も自動表示
  • 弱点チェック機能・テスト機能・学習履歴管理機能等便利な機能が充実

  

[利用料金]

  

購入した日から1年間使い放題です。

  

利用料金
5級7,700円
4級8,800円
3級9,900円
準2級11,000円
2級11,000円
準1級13,200円

※単位:円(税込)

  

[英検ネットドリル勉強方法]

   

 「英検ネットドリル」に収録されている3種類の教材「でる順パス単」「過去6回全問題集」「予想問題ドリル」を上手に活用して勉強しましょう。

  

[基本的な使い方]

  

「でる順パス単」を使って基本学習→トレーニング→確認テスト→弱点チェックこれを繰り返して、単語・熟語・会話表現力を身につけます。

  

「確認テスト」で合格ラインに到達しているか確認します。「過去6回全問題集」「予想問題ドリル」で問題形式に慣れて出題傾向を確認します。

     

■トレーイングメニューを繰り返す

  

問題形式に合わせて単語と熟語を覚える。ノートも併用してスペルを書く練習をしましょう。

    

■熟語の例文を音読する

  

音声付きの例文を活用、単に聞き流すだけでなく発音も練習しましょう。

   

■何度も聞いて耳を慣らしていく

  

クリック1つで英語の発音を繰り返し聞く。1回でわかるまで繰り返しましょう。

 

■予想問題を徹底的に繰り返す

  

穴埋め問題を繰り返し覚えましょう。

  

■単熟語について問題形式に慣れる

  

「トレーニング」メニューで何度も確認、ノートにもスペルを書く練習しましょう。

     

無料体験・購入

   

【旺文社 英検ネットドリル】

   

実用英語講座 (文部科学省認定)

   

 英語検定協会が提供する英検級レベル別の通信講座です。英検受検対策用と教材としておすすめの1つです。

  

[教材内容]

  

テキスト3冊・解答・解説1冊・コースガイド 1冊・復習テスト(修了テスト含む)・Web提出可 3回・任意提出課題 3回・CD 4枚

  

※2級には補助教材:映像講義があります。

  

[実用英語講座]

  

級レベル受講料 (税込)
4級クラス13,200円
3級クラス16,500円
準2級クラス19,800円
2級クラス23,100円

   

[受講期間]

  

受講期間は3か月(在籍期間は6カ月)

    

    

英検5級合格のポイント

       

 英検5級は中学初級程度の英語力が必要となります。中学校入学前に英検5級・4級を受検する小学生が年間約40万人以上もいます。英検5級を取得していない中学生は、出来るだけ早く取得しましょう。

  

家庭・学校・買い物・スポーツ・道案内など身の回りで使う初歩的な単語や会話文の理解が問われます。リスニングや会話表現をしっかりと学習しましょう。

  

単語数は約600語です。リーディングもリスニングも60~70%を目安にそれぞれ得点する必要があります。特にリスニング問題は繰り返し学習することで、正解率を高めることができます。

  

[英検5級学習におすすめ教材]

  

  • 「英検5級 でる順パス単」
  • 「英検5級 絵で覚える単熟語」
  • 「英検5級 過去6回全問題集」

     

       

英検4級合格のポイント

  

英検4級は中学中級程度の英語力が必要となります。中学2年生で学習する文法の理解が必要となります。講義・アナウンス・職場に関する初歩的な単語や会話文の理解が問われます。

  

そして、4級から長文読解問題が出題されます。単語数は約1,300語です。長文・リスニングは繰り返し学習して慣れておくことが重要です。

  

問題は2回読まれます。2回目は1回目で聴いた内容を再確認する練習をしましょう。

  

[英検4級学習におすすめ教材]

  

  • 「英検4級 でる順パス単」
  • 「英検4級 絵で覚える単熟語」
  • 「英検4級 過去6回全問題集」

       

       

英検3級合格のポイント

   

  英検3級は中学卒業程度の英語力が必要になります。中学3年生までの文法が必要となります。長文読解問題では接続詞や関係代名詞を使った文が多くなり、難易度も上がります。

 

文化・歴史に関する基礎的な単語や会話の理解が問われます。また、3級からはライティング問題が出題されます。ライティング試験は内容・構成・語彙・文法の観点で採点されます。

  

知っている単語を使って自分が表現しやすい内容で書く練習をしましょう。また、3級からスピーキングの面接があります。 

   

  

  1. 英単語を覚える
  2. 文法を学習する
  3. リスニング対策をする
  4. 過去問で演習する

  

1.英単語を覚える

  

英検3級に必要な単語数約2,100語をしっかり身につけましょう。

  

2.文法を学習する

  

文法は「受動態」「現在完了形」「関係代名詞」等で難易度も増します。穴埋め問題にしっかり正解できるように語彙をしっかり学習しましょう。

  

3.リスニング対策をする

  

パート1はリスニングが1度しか読まれません。最初の10問を繰り返し練習して1回で理解できるように慣れることが重要です。

  

4.過去問で演習する

  

過去問で正解率80%以上になるように繰り返し学習しましょう。

  

[英検3級学習におすすめ教材]

  

  • 「英検3級 でる順パス単」
  • 「英検3級 文で覚える単熟語」
  • 「英検3級 過去6回全問題集」

   

         

英検準2級合格のポイント

  

 英検準2級のレベルは高校中級程度が必要となります。長文の語句空所補充問題等が出題されます。読解問題・長文問題の難易度が高くなります。ライティングは内容・構成・語彙・文法の観点で採点されます。知っている単語を使って表現しやすい内容で書く練習をしましょう。

  

筆記試験時間が英検3級より25分長くなりますので長文対策がより重要になります。入試優遇・単位認定・センター試験対策などメリットが一段と広がります。

  

試験内容は一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)になります。

   

  1. 英単語を覚える
  2. 文法を学習する
  3. リスニング対策
  4. 過去問で演習する

   

1.英単語を覚える

  

英検準2級に必要な単語数約3,600語をしっかり身につけましょう。

  

2.文法を学習する

  

文法は「現在完了進行形」「過去完了」「仮定法」「関係詞」「慣用表現」等です。語彙をしっかり学習して、長文を速く正確に読みこなせるように学習しましょう。

  

3.リスニング対策

  

本番ではリスニングが1度しか読まれません。1回で理解できるように慣れておくことが重要です。

  

4.過去問で演習する

  

過去問で正解率80%以上になるように繰り返し学習しましょう。

  

[英検準2級学習におすすめ教材]

  

  • 「英検準2級でる順パス単」   
  • 「英検準2級 文で覚える単熟語」  
  • 「英検準2級 過去6回全問題集」

   

       

英検3級・準2級のライティングの採点ポイント

  

 解答は以下の①~④の4つの観点で採点されます。観点ごとに0~4点の5段階で評価されて満点は16点となります。しっかり得点できるように自分の「型」を決めておくといいでしょう。

 

①内容

  

 課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうかが見られます。 自分の意見と合わせて、その理由を明確にしましょう。

  

②構成

   

英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるかが見られます。伝えたい情報の流れや展開を示す表現(接続詞など)を効果的に使って、自分の意見とその理由や英文全体の構成をより分かりやすくするようにしましょう。

 

③語彙

  

 課題に相応しい語彙を正しく使えているかが見られます。正しい綴りや意味で使われているかを意識しながら、自分の意見とその理由を十分伝えられるようにしましょう

  

④文法

  

 文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているかがみられます。同じような形の文の繰り返しにならないように、多様な文のパターンを適切に使用して、自分の意見とその理由をより効果的に伝えられるようにしましょう。 

    

   

最後に(まとめ)

    

 英語は中学校から大学までの学習で重要な科目のひとつです。グローバル化が進展する社会において、英語はますます必要となってきます。幼児期や小学生から英語の学習に取組む方が増えてきています。小学生以下の英検受検者も年間約60人にも達します。

   

   

英語は語学なので、毎日の学習の積み重ねが大切です。短期間では上達しません。継続することが大切です。英語力をつけたい方は、英検5級から始めて合格したら次の級にチャレンジすることで継続して学習していくことが大切です。

  

英検合格を目標として英語学習をしていけば、高校入試にも役立ちます。英語が得意になれば高校入試でも有利です。特に大半の私立高校の入試科目が英語・数学・国語の3教科です。英検受験を中学生には強くおすすめします!