中学受験で全落ちして落ち込んでいる方は必見です!
私は中学校受験で全落ちしました。悔しくて大泣きしました。悔しい思いを胸にリベンジを誓って公立中学校に進学しました。

そして、3年間努力を重ねて臨んだ高校受験では、中学受験の志望校より偏差値の高い早慶附属高校に全勝することが出来ました。
社会人になった今、「中学受験で全落ちしたから今の自分がある」と思っています。
この記事では、私の中学受験全落ち・高校受験で全勝した体験から「中学受験で全落ちしても悩む必要がない理由」と「リベンジに必要なこと」をお話します。
リベンジに必要となる「具体的な学習方法」と「私のイチオシ」も紹介しています。ぜひ、最後までお読みいただき参考になれば幸いです。
中学受験で全落ちしても悩む必要がない理由
中学受験で全落ちしても全く悩む必要はありません。私の体験からその理由についてお話させていただきます。
中学受験はゴールではない
まず、中学受験で全落ちした方にお伝えしたいことは「中学受験はゴールではない」ということです。高校・大学への進学とこれから先は長いのです。
私は中学受験でMARCHに合格できなかったのですが、公立中学校から高校受験で早慶附属高校に全勝できました。その時、中学受験で全落ちしたことの悔し涙なんかすっかり忘れていました。

そして、慶應高校から慶應大学経済学部に内部進学した時に、御三家から浪人して入学してきた仲間たちと出会いました。この時、私は「中学受験で手も足も出なかった御三家の合格者を大勢追い抜かした」と思いました。
中学受験で全落ちしたことが、むしろ自分には良かったと思ったと実感したことをハッキリ覚えています。「最終学歴で希望する大学に行くことが重要」と考えればいいのです。

中学受験という大舞台の経験は将来必ず活きる
次に中学受験で全落ちした方にお伝えしたいことは「中学受験という過酷な戦いに挑戦した経験は、結果はどうであれ、必ず将来に活きる」ということです。
塾に頑張って通ったこと、遊びたいのを我慢して頑張ったこと、たくさんの公開試験を受けたこと・・
全てが貴重な体験です。もちろん中学受験で勉強したことは、中学・高校・大学の勉強の土台にもなるでしょう。全く無駄にはなっていません。
そして、少なくとも中学受験していない子には大きな差をつけているでしょう。中学受験を経験した子どもたちは、本当に貴重な体験をして大きく成長しているのです。

悔しさの体験の方がパワーになる
頑張ったけど思い通りにならずに「悔しい思いをした体験は成功体験と同じように貴重な体験」です。
失敗の経験を活かして、考えることができれば、必ず次の成功に繋がります。高校・大学受験では二度と悔しい思いをしたくないという気持ちが強力なパワーになるのです。
私も中学受験で全落ちした時、今後は圧倒的な実力をつけて入試本番を迎えるということを誓って頑張りました。悔しさの方がパワーになるのです。

高校受験にワンランク上の学校に入れるチャンスあり
私が中学受験と高校受験を両方経験して感じたことは「中学受験より高校受験の方がランクが上の学校に入れる可能性がある」ということです。
理由のひとつは「高校受験では中学校受験した成績上位層がゴッソリ抜ける」からです。中学受験は過熱しています。過熱すればするほど高校受験でのライバルが減るからです。増々その傾向は強まると思われます。
中学受験を経験された方は、実感されたと思いますが、受験というのはライバルとの競争です。1回のテストでの順位で募集定員までの枠に入れば合格なのです。イス取りゲームのようなものです。

もう一つの理由は、実感されていないかもしれませんが「中学受験を経験した皆さんは、相当な力がついている」ということです。高校受験では初めて受験を経験する方が大半です。初めての受験生に比べれば、中学受験の経験は各段に大きいのです。
このように「中学受験で優秀層がゴッソリ抜ける高校受験はチャンスが大きくなる」と思います。早慶を目指す方は、高校からが入りやすいと言われていますが、その理由も同じです。
中学受験でMARACHクラスの実力があって挑戦した方は、合否にかかわらず高校受験では早慶以上を十分に狙えると思います。男子なら早慶付属高校の募集人数も多く早慶志望ならチャンスありです。ぜひ、ワンランク上の学校を目指してください。

中学受験全落ちのリベンジに必要なこと
ここからは、「私の中学受験全落ち・高校受験全勝」の体験から、リベンジに必要なことを具体的に紹介していきます。

気持ちの切り替えをする
まず、何と言っても気持ちの切り替えが重要です。中学受験で思い通りの結果にならなくても落ち込んでいる時間はありません。「すぐに気持ちを切り替えてスタートすることが大切」です。
中学受験が終わってすぐに、高校受験をスタートさせれば、少なくとも中学受験を経験していない子たちより、かなり前方からスタートしていることになります。自信を持ってください。
中学受験を経験された方はお分かりだと思いますが、志望校に合格するためには「志望校の過去問から出題傾向を把握して、いかに合格するための対策をするか」が重要です。志望校対策には十分な時間が必要なのです。
先ほどお話した通り「中学受験より高校受験の方がワンランク上の学校に入れる可能性がある」と思います。リベンジするためには、気持ちを切り替えてすぐにスタートすることが重要と思います。

中学受験を振り返り課題を確認する
中学受験で思い通りの結果にならなかった原因は何か振り返りましょう。そして「勉強方法で不足していた点や改善点を見つけて克服していくこと」が重要です。
より正しい勉強方法を発見して修正していくことが成功に近づくポイントになります。一人で課題を見つけるのは難しいという方は家庭教師にお願いするのも一つの方法です。

今の家庭教師はオンラインなら先生の選択肢も広いし、費用も塾と変わらないくらい負担が軽いです。課題の発見や正しい勉強法を指導してもらうといいでしょう。
私のイチオシはインターネット家庭教師Nettyです。たくさんある家庭教師の中から、コスト・講師の選択肢・内容など総合的に判断して選んだ超おすすめです。
また、東大生のオンライン個別指導『トウコベ』 は受験を知り尽くした東大生がとことん伴走してくれます。志望校合格率も驚異的な数字です。
一度、相談して見るといいでしょう。自分に不足している点、改善すべき点をしっかりアドバイスしてもらいましょう。
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中学校の数学・英語の基礎を先取り学習する
「中学校の全単元を早く終え、中学3年生になったら志望校の過去問対策の時間を十分確保すること」が高校受験でリベンジするために重要なポイントの1つです。
中学校の数学・英語では、どんどん新しいことが出てきます。しかし基礎はそれほど難しくありません。「先取り学習」が十分に可能です。昔は先取り学習をするために塾に通ったり問題集を使う自習が必要でした。

今はネット社会では「オンライン授業」があります。中学生の単元毎の授業をいつでも何度でも、自宅で視聴できる塾があるのです。これを活用すれば、とても効果的な「先取り学習」が出来ると思います。
私のイチオシは東進オンライン学校 中学部 です。一流講師による授業で、とてもわかりやすく楽しい授業内容と評判です。月費用もとても負担が軽く、通塾と併用もできるため、中学校の基礎の先取り学習には超おすすめです。活用しない手はないと思います。ぜひ、資料を請求して確認してみてください。
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数学と英語を圧倒的な得意科目に
中学生になると大きく変わるのは、算数が数学になることです。数学では、正負の数や方程式・関数・平方根など新しい考え方が次々に出てきます。円周率がΠになり、特殊算の解法が方程式等を使った解法になります。

中学校の数学や英語の基礎は、量は多いですが、一つ一つはそれほど難しくはありません。中学受験に挑戦した方にとっては、むしろ易しく感じるかもしれません。
私も中学受験で苦手だった特殊算を方程式で解いた時「これならできる!」と思いました。また、円周率の3.14の面倒な計算もなく数学の方が理解しやすいと思いました。中学受験で算数が苦手だった方も数学なら得意科目に出来るかもしれません。
また、中学校では英語が主要科目になります。文法や構文もたくさんでてきます。中学生は「英検を取得目標に英語の勉強をすること」がおすすめです。上位校を目指すのであれば早い段階で3級以上を取得しましょう。

国語の勉強で新聞購読する
中学生の勉強の中心となるのは、数学と英語ですが、そうは言っても国語の勉強も必要です。中学1・2年生の国語の学習には「中高生新聞を読むこと」が有効です。
新聞を読めば読解力がつきますし、漢字も覚え時事問題にも強くなります。中学3年生までに国語の基礎となる読解力の土台づくりをしておきたいものです。

「中高生新聞」は中高生向けの内容で週1回の発行です。クラブ活動で忙しい中学生でも無理なく購読することができます。国語でライバルに差をつけたいなら「中高生新聞」の購読がおすすめです。
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「すきま時間」を活用して勉強量を確保する
リベンジするためには、「ライバルより勉強量を確保することが大切」です。クラブ活動が忙しくて勉強時間の確保が難しい中学生は、「すきま時間を効果的に活用すること」がポイントです。
中学生の「すきま時間」の学習で特におすすめしたいのは、「お風呂で使う単語帳」「お風呂学習ポスター」「電子辞書」の3つです。お風呂でのリラクスした時間を活用して暗記ものの学習をする。電子辞書を使って移動中・寝る前に英語の学習をする。

このような「すきま学習」が習慣化すれば、ライバルよりたくさんの勉強量を確保することができます。
中学受験全落ち・高校受験全勝体験談
ここからは私の中学受験全落ち・高校受験全勝体験談をお話します。
私は小学生の時、同じ小学校から多くの同級生が中学受験をしました。結果、私以外の同級生のほとんどは志望校に合格しました。私は早稲田とMARCHを受験しましたが全落ちしました。

私は中学受験をあまく見ていました。全落ちしたことで、とてもショックを受けて悔しくて大泣きしたことを今でも忘れません。人生初めての大きな挫折でした。
中学受験失敗のリベンジを果たすべく、すぐに高校受験勉強に取り組みました。中学から通い始めた進学塾で素晴らしい先生に出会い、勉強が好きになりました。その進学塾で切磋琢磨できるライバルが出来ました。

中学3年生の夏休み明けには、雲の上の学校と思っていた早慶付属高校が志望校に視野に入るほど力はついていました。
そして、早慶付属高校全勝。中学校受験全落ちの時は偏差値50もなかったかもしれません。そんな私がリベンジを果たしたのです。
慶應高校から慶應大学経済学部へ進学しました。慶應では素晴らしい友に出会い、素晴らしい教育環境で学ぶことができました。複数の大手企業に内定をいただきました。中学受験で全落ちしたからこそ、その後の人生が大きく変わったのです。
今から振り返ると、中学全落ちして逆に良かったと思っています。

公立中学校に進学して良かったこと
私は中学受験で全落ちして相当ショックを受けましたが、公立中学校に進学して本当に良かったと思っています。その理由はたくさんあります。
地元の中学校ですから小学校時代の友人が多くいます。学校には徒歩で行けるので、通学は楽でした。勉強が出来る子や全然できない子、もの凄くスポーツが得意な子、とてもおもしろい子など・・いろいろなタイプの同級生が増えました。

共学なので運動会や学芸会、修学旅行は楽しかったです。仲のいい女の子もできました。3年間みっちり野球部で活動しました。塾の費用はかかりましたが、公立中学校なので学費も安く、親孝行できた点も満足でした。
公立中学校のデメリットは、勉強内容が標準レベルに合わせた内容で、学校の授業だけでは上位校は受からないということです。
上位校を目指すには、やはり塾に通うことが必要です。また、不良学生もいる中学校もあると思います。何が何でも私立と考えるのでなく、塾に通う前提で公立中学校に進学すればそれほど悲観的になることはありません。

最後に(まとめ)
「中学受験全落ち・高校受験全勝」の体験を踏まえて話をさせていただきました。いかがでしたでしょうか?

私が中学受験に全落ちした方に伝えたかったのは、「中学受験全落ちはマイナス面だけではない」ということです。むしろメリットも大きいということです。
「失敗の経験や挫折を味わうことも貴重な経験で学ぶことも大きい」と言うことです。そして「高校受験が中学受験よりレベルの高い学校に入れる可能性がある」ことです。
中学受験の全落ちなんて、全く気にすることはありません。中学受験という大舞台での経験は必ず活きてくる。高校受験・大学受験でリベンジできると信じて、気持ちを切り替えてスタートしましょう。

[私のイチオシ]