【中学受験】過去問の効果的な進め方と入手方法を紹介します!

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 中学受験生は必見です!

受験対策の最終仕上げが志望校の過去問演習です。志望校の過去問を解くことで、志望校の出題傾向と難易度がわかります。

また、自分がどのレベルにあるのか、そして課題を把握することができます。

この記事では、中学受験生向けに過去問演習の効果的な進め方と入手方法を紹介します。

   

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過去問演習をする目的

 

 中学受験で志望校に合格するためには、過去出題された問題を徹底的に研究して、出題傾向や難易度を把握することが重要です。

  

試験時間や配点・問題量・解答用紙の形式など徹底的に確認しておきます。出題傾向や難易度を把握したら、あとは合格点をクリアするために必要な対策を徹底的に行うことこそ合格への近道になります。

  

    

対戦相手がいるスポーツでは、相手を徹底的に研究して戦略を練ることが勝ちにつながる。過去問は野球に例えると実践を想定した紅白戦です。相手を知っているのとそうでないのでは結果にも大きく影響してきます。

  

過去問演習の効果的な進め方

  

 過去問は「どうやって進めていけばいいの?」「いつから始めればいいの?」とお悩みの方も多いと思います。そこで効果的な過去問演習の効果的な進め方を紹介します。

    

過去問はいつから始めればいいの?

  

 志望校の過去問には小学6年生の夏休み明けから取組めるようにしたいです。併願校も含めて取り組む必要がありますので相当な量になります。秋に始めるのは早いという方もいますが、合格率80%以上を目指すなら、過去問演習の期間は十分に確保するために早く着手したいものです。

   

大切なのは、小学校6年生の秋から過去問に入れるように、夏休み前までに基礎をしっかり固めること、そして苦手単元を克服しておくことです。

     

    

過去問は何年分やればいいのか

   

志望校の過去問は、出題傾向を把握するために直近5年~10年分はやっておきたいです。但し、社会に出題される時事問題は時代ともに変わっていきますので、あまり古いものをしても意味がありません。

    

    

過去問演習で工夫すること  

   

 まずは合格最低点をクリアすることを目標にします。そして本番に極力近い環境でやりましょう。解答用紙は本番と同じサイズに拡大して使う。そして本番と同じ時間割で制限時間内に解いてみることです。

  

制限時間になったら、解説を見て答え合わせをします。まさに本番の予行演習です。結果を見ながら振り返りをしましょう。時間配分は適切だったか?理解できていない課題は何か?しっかり考えて次につなげましょう。

  

     

過去問の目的は志望校の出題傾向を把握することです。過去問と同じ問題は出題されないでしょうから、同じ年度の問題は何度も解く必要はないと思います。

  

ただし、他の学校で類似問題が出題される可能性があります。解説を読んでしっかり理解しておくことが大切です。

  

過去問を解く順番は

  

 志望校の過去問に取り組む時間が足りなるといけないので、新しい年度から解いていきましょう。傾向が大きく変わっていたら、その年までにしてもいいでしょう。

  

過去問演習で合格ラインに届いた時

  

 過去問演習で合格ラインに届いた時は素直に喜びたいものです。そして、良いイメージで本番を迎えたいです。合格ラインをクリアできても、志願者数が増えて合格レベルが上がる可能性があるから安心は禁物です。

  

合格ラインに届かない時

  

 仮に合格ラインに届かなくても落ち込む必要はありません。本番の入試ではなくて良かったと前向きに考えればいいのです。間違った問題やわからなかった問題から課題を見つけて修正していく。これを繰り返すことで、入試本番にMAXの力を発揮できるように取り組んでいくことが大切です。

    

     

     

志望校の過去問に取り組む前に

   

 志望校の過去問に取り組む前に、志望校より難易度が1~2ランク低い学校の過去問に取組むことは効果的です。

  

比較的に正解しやすい問題なら制限時間を短くしてスピードを重視した演習とするのも方法です。課題の発見にもなるでしょう。しっかり自信をつけてから志望校の過去問に臨めます。

  

「中学入学試験問題集(みくに出版)」は首都圏の国立・私立中学校約150校の実際の入試問題が掲載されています。これを活用して比較的や難易度の低い学校を選んで過去問演習に取り組んでみましょう。

  

      

     

     

      

  

過去問の入手方法

   

 過去問の入手方法には主に次の3つがあります。

  

  1. 学校説明会で入手する
  2. Webから入手する
  3. 書籍を購入

  

過去問の入手方法の中でメインとなるのが書籍を購入することです。市販の過去問題集には詳しい解説が掲載されています。過去問演習する際には解説が必要になります。 

   

学校説明会で入手する

   

学校説明会や入試説明会で過去問の配布をしている学校も多いようです。学校によって入試問題と解答用紙・解説だけでなく合格最低点・平均点等の詳細資料も配布されるケースもあります。説明会に参加する前に確認しておくといいでしょう。入試本番と同じものを事前に確認できれば、とても安心です。

       

    

Webから入手する

   

Webから過去問を無料でダウンロードして出力する方法があります。

  

     

◆学校の公式HPからダウンロードする

  

学校の公式HPに掲載している学校もあります。解答用紙や解説がない学校もありますので、参考程度にしかならないケースがほとんどです。

   

◆四谷大塚ドットコム「中学入試過去問データベース」

  

四谷大塚ドットコムの公式HPに450校以上の過去問が掲載されています。無料でダウンロードして印刷できます。解説がないのがデメリットですが、様々な学校の問題を無料で確認できるので便利です。志望校が決まったら、すぐに確認してみましょう。

  

\四谷大塚ドットコム/

中学入試過去問データベース

       

◆書籍を購入する

  

本屋さんで販売されている代表的な過去問集を紹介します。実際に手に取って使いやすいものを選びましょう。

  

  • 学校別問題集 スーパー過去問

  (声の教育社)

  • 中学校別入試過去問題集シリーズ

  (東京学参)

  • 赤本:中学校別入試対策シリーズ  

  (英俊社)

     

学校別問題集スーパー過去問(声の教育社)

  

声の教育社が発行する学校別の過去問集です。とても解説がわかりやすいため解き直しするのに役立ちます。解答用紙は別冊で変倍率が記載されているので、実際の解答用紙と同じサイズで過去問演習できます。

  

Amazon「学校別問題集過去問」

楽天市場「学校別問題集過去問」

          

中学校別入試過去問題集シリーズ(東京学参)

   

東京学参が発行する学校別の過去問集です。公式HPから解答用紙をダウンロードできるサービスもあります。解説には難易度の目安がわかる「基本・重要・やや難」の分類マークが付いています。この分類マークで問題の重要度を確認することができます。

    

「基 本」

確実な得点源! 受験生の90%以上が正解できるような基礎的で平易な問題

    

「重 要」

受験生なら何としても正解したい問題。 入試では典型的な問題で、長年にわたり、多くの学校でよく出題される。

   

「やや難」

これが解ければ合格に近づく、受験生にとってかなり手ごたえのある問題。

    

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赤本:中学校別入試対策シリーズ(英俊社)

     

英俊社が発行する学校別の過去問集です。解説は詳しく丁寧に記載されています。解答用紙は別冊で配点が記載されています。来年度入試の傾向と対策・入試データ・募集要項など受験に役立つ情報がたくさん記載されています。

    

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